昨年の秋の話なのですが、今後の展開に必要なのでこの話をさせてください。

↑この写真は今年の春の由布岳 西と東の双耳峰。 豊後富士とも呼ばれる。
10月のとある日、大分県の由布岳に登りました。 朝7時、正面登山口(標高770m)。 雲に覆われて由布岳の姿は拝めません。

最初は草原の小路。 先行する老夫婦に続いて登ります。

すぐに美しい森の中へ。 鹿の親子が前を横切りました(中央に逃げる鹿の後ろ姿、分かりますか?)
40分ほどで合野越に到着。 湯布院の金鱗湖近くにある西登山口コースとここで合流。 いつの間にかガスも晴れました。

その後も森の中を右に左につづら折れ。 高度を増すごとに徐々に木の高さが低くなっていきます。
森林限界を突破。 独立峰と火山性の土壌のせいで、一般的なそれよりもかなり低い高度で森林限界があります。 ススキやツツジなどの灌木しか見あたりません。

両手を使いたいほどの急坂を制すとマタエに到着。(登り始めて1時間半) ここは西峰と東峰の鞍部になります。

「低くて簡単な峰を先に―」と思いましたがどちらか忘れてしまい、勘で西峰に。 難しいほうでした(笑
障子戸の鎖場 岩にしがみつきながらトラバース。なかなかスリリング。

朝日が昇る東峰を振り返る。 すんげー、雲があんなに下に。 頂上に人がいる。

西峰頂上 1583.5m 数字だけ見るとそうでもなさそうですが、なかなかです。

由布岳火口を巡る、「お鉢めぐり」をしたかったのですが、風が強すぎて立っていられないほど。 危険を感じてマタエに引き返します。
絶景です。 左端が正面登山道、右の家や田畑がある所が温泉で有名な湯布院です。

次は東峰へ。 途中でマタエを振り返ります(肌色の広くなっている部分)

東峰頂上到着。西峰より少しだけ低いです。

別府湾や猿で有名な高崎山が見えます。透明度が良ければ遠く四国の山々も見えるとか。

この頂上の岩場で、強い風にあおられて思わず小走りになり、止まらず岩で右膝をガツンと打ってしまいました。
アイタタタ・・・ 目に見える怪我は大したことなかったのですが、これが後々大変なことになってしまうとは。
そうこうしているウチにあれだけ強く吹いていた風がピタリと止みました。 昼食をとります。 山頂メシはおむすび。

風が収まったので、お鉢めぐりに行くとしましょう。 難コース(60分)とな。

お鉢めぐりのコース 写真右側の少し低くなっている部分に尖っていて危険な箇所がありますが、その他は道は狭いながら比較的安全です。 それでも雨や強い風の日は止めておいたほうがよいかも。

その尖っている部分。 写真ではわかり難いですが両側は崖、幅は50cmも無いと思います。

約1時間で再び西峰へ到着。 少し休憩して下山。

由布岳面白かった。 歩行距離約 8km 累積標高約900m

その後は金鱗湖そばの共同湯「下ん湯」へ 混浴 200円お賽銭形式 休日なのに誰もいない。

いい温泉なのですが、観光客の多い金鱗湖。 目隠しの木が植えられているのですが、立てば向こうから丸見え。
最近は中国や韓国の旅行客も多く、「ココは何?」ってな感じでガラガラと下ん湯の扉を開けてはビックリして閉める―ってのが入っている間に5回はありました。 落ち着かないなぁ。

いや~でも最っ高やな~
つづく
↓撮影の励みになりますのでどちらか一押ししていただけるとうれ鹿です鯛 明日んこつは知らん倍!(゚Д゚)
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コメント
温泉日和
これは良いお風呂ですねぇ。
マッタリしたい気分です。
今後の展開というのが気になります。
外国の観光客(女性で美人)が露天風呂に乱入して
ハーレムになったとか?
そんな単純じゃぁないでしょうね。
気になるなぁ。
2014/05/21 URL 編集
ヤマボウシ
「登山」に反応してしまいました。由布岳、火山らしくて険しい山ですね。
おにぎりが由布岳のように見えますが、わざとですか?
貸切状態の露天風呂が、気持ちよさげでいいなぁ。
2014/05/21 URL 編集
阪神ファンいっこう
『右膝をガツン』 ポイントはここですね。
『右膝をガツン』 痛そうですね。
『右膝をガツン』 さぁ、どうなった! wktk
2014/05/21 URL 編集
まるこう
いいなぁ〜。
写真で見ると、うららかでのんびりな感じですが、動画を見たら風が強くてびっくりです。
かたや、温泉はまったりして気持ちよさそう。。
かたくちいわしさんの後ろ姿・・、(;゚д゚)ゴクリ…
アッー!
2014/05/23 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんにちは。
綺麗な温泉施設もいいですが、この様な昔からある外湯の共同湯は味があってたまりません。
登山後の温泉ほどいいものはありませんね。
この日はこれ以上話は続かないのですが、さてどうなることやら。
お楽しみに。
2014/05/24 URL 編集
にしん目かたくちいわし
はじめまして。
ヤマボウシさんも登山に天体ですか?
韮崎とかだと山梨あたりでしょうか。 いいですねぇ~
でもそちらはクマが怖そうですね。
おにぎりは食べ始めてから「あっ!写真撮るの忘れてた!」というのが真相です(笑
登山の後の温泉は…以下(ry
どうぞこれからもよろしくお願いします。
2014/05/24 URL 編集
にしん目かたくちいわし
そうです、ポイントはそこです。
半年経ちますがまだ完治してません。
何でも健康が一番ですね~
2014/05/24 URL 編集
にしん目かたくちいわし
下界では大して美味しくないものでも、山で食べるものはとても美味しく感じます。なぜでしょう。
ホントに動画を撮るためにカメラを持っていても、風で真っ直ぐ構えられないくらいでした。
独立峰って上と下でこんなに違うものなのですね。 富士山もこんな感じかも。
私の独立峰。。。アッー!
2014/05/24 URL 編集