「花とオッサン」シリーズ、まだまだ続きます。
登山をやる者が一度は出会いたい花、それは早春の僅かな期間しか咲かないカタクリ。 多くの方がその可憐な姿をブログでアップされているのを見て、「自分もいつか…」と思っていたのですが、とんと見たことがありませんでした。
調べてみると、九州で自生しているのは熊本県の奥深く、雁俣山、目丸山、京丈山の三座のみで、これらはいずれも平家の落人伝説のある五家荘(ごかのしょう)北部の山だけだというではありませんか。
そりゃ見たことない筈だわwww
それでも九重で育てている所があると聞き行ってみました。
くじゅう大吊橋からほど近い「くじゅう野の花郷」です。 なんと入場料は無料。 お食事やお土産、苗などを販売されるだけだそうです。

4/10 くじゅうでは平地より1~2週間ほど春の訪れが遅いようです。
さっそく探すと、あった~。

身の丈10cm程、反り返る花弁、お辞儀をしているかのような佇まい。 美しい。

園の方から「夕日が横から当たるとすごく綺麗だよ」と教えていただきました。

なんだかエヴァっぽい雰囲気もあるなぁ。
カタクリの群生

落葉広葉樹の柔らかい日の光が射す場所でなければ育たないとか。 他の植物が芽を伸ばす頃は、跡形もなく消えるという。
反対側から見たところ

蕾

売店で女性が「カタクリを育ててみたい。球根は売ってないの?」的な事を聞いていましたが、「九州の平地じゃ難しいですよ。難しいというか殆ど無理でしょう」と言われていました。
八王子のやまねももんがさんの家の庭にも咲いてるから大丈夫っしょ―とも思ったのですが、ほんの数℃の差が植物にとっては大きいのでしょうねぇ。
話は変わって、その他の植物がな~んにも見つからないのですよね。 唯一福寿草くらい? この時期はそんなものなのかな?

そうしていると「あっちにショウジョウバカマが咲いてるよ。ちっさいから見落とさないようにね」と教えていただきました。 探す事5分、これか ちっさ!www

猩々袴 ショウジョウバカマ ユリ科
花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ、根生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたとされる。―wikiより
九州で自生しているものはツクシショウジョウバカマというやたら長い名前になるそうです。

調べるとショウジョウバカマは面白い増え方をするみたいですよ。
いいもの見せてもらって満足、漬物でも買ってさて帰ろうかと
あ。猫発見。

寄ってきました。 寄り過ぎじゃね?

ひとしきり撫でたりして遊んだあと車のドアを開けると乗り込んできました。
抱えて出そうとしてもマットに爪を立てて、イヤダー!というので好きにさせてました。
スンスン臭いを嗅いだり、爪でシートをバリバリ… おいっ! まぁボロだからいいけど。

駐車場でマメザクラを発見、これも高地性の桜なのでこの辺りでは珍しいですね。
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コメント
kazu
まるでカタクチさんでは無いような昼専みたいな、、、そんな感じですね。
前原の月がすごく綺麗で幻想的であんな撮影が出来ていいな〜!
羨ましい!そう思いました。海の中道のネモフィラ、、、昨年私も行きましたが、あれは花の絨毯ですね。私も仕事の環境が変って夜の撮影が少なくなりました。
また、色々なタイプの写真楽しみにしています!!
2014/05/14 URL 編集
温泉日和
猫のどアップ表情がとてもかわいいです。
あまりの可愛さに、悶絶!
2014/05/14 URL 編集
山口のじぃ
寄ってくるって、ウチの近所の猫は手招きすると逃げますけどねぇ。
まさか人見るんやろぉか?
2014/05/14 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんにちは。
最近はめっきり昼専になってしまいました。
撮影って本当に運ですね。 その年ダメでも諦めずに足繁く通っていれば良い事もありますよね。
kazuさんそう言いつつ、またアクティブに動かれるのでしょう?(笑
2014/05/15 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんにちは。
この猫の表情タマランでしょう? 何とも言えないです。
ちょっとブサカワイイです。
2014/05/15 URL 編集
にしん目かたくちいわし
この人馴れした感じは絶対飼い猫でしょうねぇ。
私もほぼ逃げられますが、こいつは甘え上手でしたよ。
しばらく好きにさせていたら飽いたようで、どこかへ行ってしまいました。
カリカリ持ってなかったからでしょうね。
2014/05/15 URL 編集