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湯平温泉 その2

休みになったというのに忙しくて敵いません。
いい事なのですが・・・


さて先日の湯平温泉の続きです。
4番目は『中の湯』なんですが、扉の中は「女湯」の暖簾しか見えません。 きっと中に入ると男湯の暖簾もあるのだろうと思っていたとき、お隣の「花川堂本舗」のお爺さんが出てきて「今日は女湯だよ」と教えてくださいました。

暖簾の左下の看板に全く気づいていませんでした。
聞くと日替わりで男湯と女湯を入れ替えているのだとか。 私が事前に調べていたのには、男湯・女湯が両方あったのですが、お爺さんの話によると、改築して男湯、女湯を一つにして広くしたそうです。
WEBで下調べも一長一短ですね。先入観が植えつけられてしまいます。 
「今はここが一番いいよ-」って女湯なら入れません。 

その花川堂さん
ts2-CN_2013_0613_1917_49.jpg
「ゆず練りせんべい」「ゆず練り羊羹」「金つば羊羹」が有名。 
暑かったので「かぼすシャーベット(300円)」をいただきました。うまし!

ts3-CN_2013_0613_1918_27.jpg
昭和っすなぁ  携帯のカメラのエフェクトを使用してみました。


中の湯は諦めて最後、『金の湯』をめぐります。 すっかり日が暮れてしまいました。
ts4-IMAG0679.jpg

中はこのような感じ
ts5-IMG_9680kinnoyu.jpg
ココが源泉に一番近いせいか温度も熱く、長く入れませんでした。


この日は午後3時に出発したのですが、遅く出たのには訳があって、この夜の石畳を撮りたかったのです。
ここを浴衣姿で下駄をカランコロン鳴らしながら桶を持ってそぞろ歩きたいものです。
ts6-IMG_9683.jpg

湯平と言えば山頭火
昭和初期の自由律俳句のもっとも著名な俳人の一人。

山頭火は行乞をしながらここ湯平を訪れています。

昭和五年十一月十日、十一日  大分屋

  ここ湯平というところは気にいった。
 いかにも山の湯の町らしい。石だたみ宿屋、万屋、湯坪、料理屋等云々、おもしろいね、、、、、、。
 この温泉はほんとうに気に入った。
 山もよく水もよい。湯は勿論よい、宿もよいという訳で、よく飲んでよく食べて、よく寝た。
 ほんとうによい一夜だった。
   種田山頭火行乞記より

そして湯平で詠んだ句

 しぐるるや
   人のなさけに 涙ぐむ


はあまりにも有名です。

ts7-IMG_9684.jpg

 ・ふたたびここに、雑草供へて
 ・分け入っても分け入っても青い山
 ・生まれた家はあとかたもないほうたる
 ・うしろすがたのしぐれてゆくか
 ・どうしようもない私が歩いている
 ・まつすぐな道でさみしい
 ・あるけばかっこういそげばかっこう
 ・だまって今日のわらじ履く
 ・咳がやまない背中をたたく手がない
 ・笠も漏りだしたか
 ・雨だれの音も年とった
 ・うどん供へて、母よ、わたくしもいただきまする
 ・飲みたい水が音たててゐた
 ・焼き捨てて日記の灰のこれだけか

いや~山頭火、暗いですねぇ。 その暗さもまた良いわけで。 行乞という極限の中でこそ、普通の人間では気づかない、自然のありのまま・人の心の中心をグッと揺さぶり激しく燃える様な句が魅力なんでしょうねぇ。

湯平にある山頭火ミュージアムや、句碑も見てまわりたかったのですが、時間が遅すぎて叶いませんでした。
でもまた行く理由が出来ました。

最後に天体ブログらしい、山頭火の一句を引用させていただきます。
 
 ・月も水底に旅空がある

山頭火が宿を諦めて夜道を歩いていた時でしょうか、池かさては水たまりか、水鏡に月が映し出されていたのでしょう。 ゆらゆら揺れる水鏡の中の月。 大きな存在である月も実は自分と同じように水鏡の中を旅しているのではないか-  マクロやミクロを超越してたった10文字の中にそれらが一体となる凄さを感じる句です。

湯平編 おわり


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Comment

やまねももんが | URL | 2013.06.18 05:04 | Edit
おはようございます。

お爺さんに出会わなかったら、どうなっていたのだろう?
とてもスリリングな展開になったのではないでしょうか(笑)?

最後のローアングル、いいですねえ。
でも撮影はちょっと勇気が要りそうです。
道端小石 | URL | 2013.06.18 05:16 | Edit
おはようございます。
山頭火と写真があまりにもマッチして
読みふけってしまいました。
そういえばどこからか
石畳の下駄の音も聞こえたような・・・
山口のじぃ | URL | 2013.06.18 07:18 | Edit
よくよく写真て9:1でセンスだな、こりゃ。
真似するのや~めた(笑)
わたしゃ、4枚目にも昭和を感じてます。

湯平の観光協会に持ち込めば売れる。いや、売ろう。
「耳をすましてごらん。音が聞こえる、湯の音が」
まるこう | URL | 2013.06.18 07:20
かたくちいわし留置場編を期待したのですが、あと一歩でしたね。(笑)

温泉巡りたまんないですね。
写真から柔らかな温もりと、静かに流れる癒しの時間を感じます。

kazu | URL | 2013.06.18 07:24 | Edit
お早うございます!
カタクチさんのセピア色すごくいい色ですねこんないろ
見たことないですねー
また、地面すれすれ撮影、、、カタクチさんの違う一面を
見たおもいです。
そうだ映画にも行かれたらいいですね!
今いいの いっぱい有りますよ。
| | 2013.06.18 07:34
このコメントは管理人のみ閲覧できます
J-マッチ | URL | 2013.06.18 19:31 | Edit
こんばんは。

さっそく温泉に行かれたのですね。
ここは、通の温泉ですね。
僕も一度行きました。

僕も温泉には、よく立ち寄るので、もっと温泉も紹介したいのですが、さすがにカメラを持って湯船までは入りにくくて・・・

一昨日、きり株山に行ってきましたよ。
この次の更新は、きり株山の紹介です。
にしん目かたくちいわし | URL | 2013.06.18 21:04
>やまねももんがさん

おはようございます。
中の湯には誰も入っていないようでしたので、間違えて入っても問題はなかったとは思います。
やっぱり足元は見ないので、扉の目線の位置に何か張り紙でもしてあったほうがわかりやすいですね。

最後は三脚を持っていってなく、長時間露出をブレずに写すことが出来なかったので、仕方なくカメラバックの上に乗せて撮った-という次第です。
にしん目かたくちいわし | URL | 2013.06.18 21:07
>道端小石さん

おはようございます。
小さい頃は「山頭火ってなんだろう? 旅館か食べ物屋の名前?」と思っていましたよ(笑
女の子の浴衣姿は画になるのですが、中途半端なおっさんでは格好つきません。
こういう場所、いつまでも残してほしいですよねー。
にしん目かたくちいわし | URL | 2013.06.18 21:10
>山口のじぃ 様

いやいや、モデル(被写体)がいいと誰が撮っても上手く見えるものです。
写真学校の先生によると、センスのある学生はちょいとコンデジでも持たせてその辺りで小一時間撮らせただけで、素晴らしい写真を撮ってくるそうですよ。

「耳をすましてごらん。音が聞こえる、湯の音が」
いいっすねぇ~ 見てますか?観光協会の方?
にしん目かたくちいわし | URL | 2013.06.18 21:14
>まるこうさん

今なら無職なので保釈金無しで一日5000円で拘留されるのもアリかなぁ・・・(笑
季節的にもいいし。

今からこんな趣味していたら50代60代はどうなってしまうのかちょっと心配です。
ココは観光客が殆どいなくてまさに療養温泉です。 いいですよ~。 何も無いですが。
にしん目かたくちいわし | URL | 2013.06.18 21:16
>kazuさん

おはようございます。
上4枚は携帯の画像です。 エフェクトも携帯まかせです。 進化しましたねー。

映画も見たいと考えていますよ。 美術館とか博物館も。
オススメ情報ありがとうございました。天候が回復したら行ってみたいです。
にしん目かたくちいわし | URL | 2013.06.18 21:21
>J-マッチさん

こんばんは。

「さすがにカメラを持って湯船までは入りにくくて・・・ 」>笑いました。
そうなんですよね。 一眼持って温泉は入りにくいですよね。 私の使っているkissみたいなエントリーモデルならまだしもゴツイカメラ持った人物が現れたら緊張してしまいますね(笑
持ち込んでもコンデジくらいなら許してもらえるでしょうか。

伐採山、楽しみですねぇ。 行ったことないので余計に楽しみです。
阪神ファンいっこう | URL | 2013.06.19 10:36
 温泉、堪能しました。
 セピア加工、いいですね。X7にも、いろいろとカメラ内でできる加工があります。近いうちに記事にします。

 『うしろすがたのしぐれてゆくか』
 がきデカの最終回ですな。
にしん目かたくちいわし | URL | 2013.06.21 11:48
>阪神ファンいっこうさん

ありがとうございます。
CANONはそのあたりは出遅れていたようなので、どんな機能があるのか楽しみです。

昔の漫画やアニメって、ちょっと暗い設定とかありましたよね。
いまだとウケないのでしょうか。
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にしん目かたくちいわし

Author:にしん目かたくちいわし
40になりました。福岡県産
2009年子供の時以来20年ぶりに天文趣味を復活
2010 12/6 blogスタート

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