リベンジ対象メシエ天体 りょうけん座のM94です。
2013.5.03 1:07~1:23 EOS kiss X2 240sec×3枚 ISO 1600 RAW LPS-P2 FF
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT kenko50mmFinder(改)ガイド鏡+Watec WAT-250D
Deep Sky Stacker Adobe Photoshop CS5 FlatAideとても明るい中心核を持つ実直径14万光年の大型の銀河です。
フェイスオンの銀河なのですが、何も構造が無いような、微かに渦巻いているような、そんなボーっとした感じです。

Wikisky画像 今回露出が短くて中心部分しか写りませんでしたが、さらに外側に淡い構造が認められます。
M94はLINER銀河 (Low-ionization nuclear emission-line region galaxy) と呼ばれる、活動的な銀河の一つである。二重のリング構造を持ち、内側のリングでは爆発的な星形成が起こっている。また、M94銀河群(別名、りょうけん座I銀河群)の最も明るい銀河である。この銀河群はおとめ座超銀河団を構成する銀河クラウドの1つ、りょうけん座クラウドに含まれている。 wikiより。
【M94】
星座:りょうけん座
種別: 渦巻銀河
赤経 (RA, α):12h50.9m (J2000.0)
赤緯 (Dec, δ):+40° 07' (J2000.0)
距離: 1400万 光年
視等級: 8.1
視直径: 11'x9'
その他の名称: NGC 4736
↓撮影の励みになりますのでどちらか一押ししていただけるとうれ鹿です鯛 明日も頑張る倍(゚Д゚)
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コメント
阪神ファンいっこう
わたしも、新しくR200SSでの写真データもいれたメシエ撮影一覧を作っていて、以前ED80Sfで撮ったものが、ほとんどリベンジ天体だったことに気がつきました。
撮り直さねば。
こういう銀河、テレプラス使っても面白そうですね。
2013/05/17 URL 編集
にしん目かたくちいわし
欲を言えば外周の腕?まで出したかったです。
随分前に撮影したものは、処理をやり直すだけで全然良くなったのでビックリです。
みなさんが撮影される美麗な写真には全く敵いませんが、「とりあえず撮る」に終始してなんとかメシエ制覇できそうです。
このM94は外周まで含めるとかなり大きそうですね。 テレプラスを使って細部を写すか、F値が明るいままで淡い部分まで出すか悩ましいところです。 できれば両方ですが赤道儀の追尾精度が追いつきません(汗
2013/05/17 URL 編集
やまねももんが
私には、Wikisky画像と遜色ないように見えますが、、、。
これ、私も先日の原村での星野写真で撮りました。
正確に言うと、まだ画像をチェックしていないので、撮ったはずですね。
F値が明るいままでたっぷり露光のほうが好きですよ。
2013/05/17 URL 編集
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2013/05/17 編集
にしん目かたくちいわし
こんにちは。
いえいえ、外周の腕は全くと言っていいほど写っていないので。
それとFlatAideの副作用で中心部の周りが暗く落ち込んでしまっていますね。
ガウスぼかしをあまりかけないで処理ししたほうがいいのでしょうか。
800mmだと、大きい・小さいがイマイチ実感なくなるので、100mmでどのように写っているのか興味あります。
それと帰ったら直ぐに画像チェックしてしまう派ですね。 どんな風に撮れているか気になって、待つのは我慢できません(笑
2013/05/17 URL 編集
山口のじぃ
でも、直径14万光年でこの見え方とは結構気難しい銀河なんですね。
さぁ今夜こちらは晴れ、銀河撮るかな、それとも赤まじりの網状星雲撮るかな(笑)
2013/05/17 URL 編集
おりおん
渦巻きも写っててすごいです。
淡い部分と中心部分の明度差が大きくて処理も難しそうですが、綺麗に抽出されてますね。
さすがです。
2013/05/17 URL 編集
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2013/05/18 編集
にしん目かたくちいわし
これからも赤い星雲地獄が待っていますよ(意味深) でも病み上がりなのですから体調には十分にお気をつけください。 あなたひとりの身体じゃないんだから(はーと)
巨大銀河って楕円銀河のように"何だかよくわからん"みたいなのが多い気がします。
網状や北アメリカ星雲なんてのもよさそうですね~
2013/05/18 URL 編集
にしん目かたくちいわし
M94って"目立たないけど凄いやつ"みたいな感じでしょうか。 大口径で見てみたいです。
最近絶好調のおりおんさんの処理に比べたら赤子の手を捻るようなものです。
あ。赤子の手は捻っちゃダメですね。
2013/05/18 URL 編集
にしん目かたくちいわし
どうぞどうぞ。 楽しみにしております。 人間臭いのはメールしております。
2013/05/18 URL 編集
にしん目かたくちいわし
二重って他にも見た気がします。
接近した小さな銀河が潮汐力でバラバラになって、土星の輪のようになってしまったのかも。
私もリベンジしなきゃいけない天体や未撮影が大量にありすぎて、一生かかっても撮りきれないと感じていますよ(笑
2013/05/18 URL 編集
まるこう
地味なやつは、なかなかリベンジする気が起きないものですな。
英語版のWikipediaを見たら、リングではなくてちゃんと渦巻きになっていて驚きです。
中学では地味で目立たなかったやつが、高校デビューで人気者になるタイプですかね。
2013/05/18 URL 編集
にしん目かたくちいわし
英語版のWikiすごいっすね。 最初なんじゃこりゃ?と思いましたよ。
このM94が決して地味な奴じゃないと見直しました。
人気者デビューならいいですが、真面目だった奴がいきなりやんちゃになったりする痛い高校デビューじゃなければよいのですが・・・(笑
2013/05/18 URL 編集
とし
外周の腕?はなかなか難しそうですけど、いつか再リベンジ出来るといいですね。
メシエの数が沢山あるので、次順が廻ってくるのが先になるかも?ですかね。
2013/05/19 URL 編集
にしん目かたくちいわし
ありがとうございます。
なかなかの光害の中で撮ったので、暗い空なら意外とすんなり出てくれるかもしれません。
はい、数年先くらいでは天体は変わってないのがいいところです。
何度でもチャレンジできます。
2013/05/19 URL 編集
ミッチー
かといって、本体があんまりおもしろくないんで(笑)萌え要素が少ないかわいそうな銀河かと。
いや、かたくちアニキのをDisってるわけじゃないっす。
最近は、各地天文台(?)とかに負けない写真を撮っているパイセンが多いですね。
しし座の3人トリオのところのNGCナントカに生えてるヒゲみたいなのとか
(わかりにくくてすみません)
そういうものに挑戦する人が多いように思います。
そういう時代なんですかね。ヤバい時代になっているのに参入してしまってすみません。
2013/05/19 URL 編集
にしん目かたくちいわし
私も全然注目していなかったのですが、英語版wikiをgoogle翻訳で読むとなかなか面白そうな萌え銀河みたいです。
機器が進歩して我々初心者が撮れる写真と差別化を図るために、ベテランの方はそういう方向に向かわれるのでしょうね。 いやはや、大変な時代でこれからどうなるのか楽しみな時代ですね。
今すばる望遠鏡がやっているレーザーを照射して大気のゆらぎを補正する技術なんかも、そのうちアマチュアに降りてくるかもしれませんね。
2013/05/20 URL 編集