変わって10/19の撮影の様子です。 場所はまた棚田です。

10/19 0:52 EOS kiss D(改) zenitar16mm F2.8開放 ISO 1600 露出1分
Vixen SuperPolaris赤道儀 自動ガイド UFRaw
到着したときはこの様な感じで雲が多くてその流れも早く、なかなか撮影させてもらえませんでした。
GPVの予報では後半にかけて快晴になる筈なので我慢して待ちます。
この日の目標は、改造デジ+対角魚眼で冬の星座(赤い散光星雲)を撮るというものでした。
普段光害カットのLPS-P2をデジカメに常時セットしたままですが、LPS-P2は直進してくる光に対して効果があるようで、広角レンズを使用したときの周辺像のような少し斜めから入ってくる光にはどうも具合が悪いと聞きます。 確かに周辺部と中央で色の違う空になります。
現場でLPS-P2を外したのですが、ホワイトバランスをフィルター有りの状態に合わせていたので、ホワイトバランスが大きく崩れてしまいました。 何とか白いモノを撮って基準としたいのですが、ここ棚田は灯りが全くありません。 懐中電灯は赤いし、LEDは青いしでホワイトバランスが取れません。

雲間を狙うのですが、露出中に雲がやってきてしまいます。
もうWBは現像時に合わせればいいや―ということでそのまま撮ったのですが、これがいけなかったようで、目的の赤い散光星雲はほとんど消えたようになってしまいました。 しかもえらくノイジーな画像ばっかりです。
まぁ、たまにはこういう事もあるでしょう。 赤い星雲の星野写真はまた今度頑張ります。
こちらは10/15の棚田 夜明け前 東天

10/15 4:07 EOS kiss DN zenitar16mm F2.8開放 ISO 800 露出1分
獅子座のお腹の下に金星も昇ってきました。 蟹座のプレセペ星団、先日の記事のM67もぼんやり見られます。

もうそろそろ春の星座ですか。 早いですねぇ。
↓撮影の励みになりますのでどちらか一押ししていただけるとうれしかです鯛(゚Д゚)
にほんブログ村
<HOME>
- 関連記事
-
スポンサーサイト
コメント
やまねももんが
LPS-P2はレンズの後ろに配置されるのですよね。
その場合には、望遠でも広角でもフィルターへの入射角はあまり変わらないのではないでしょうか?
でも、別件で同じようなことを悩んでいます。
フィルターではなくて、撮像素子(CMOSセンサー)への入射角です。
この後、GPV予報通りには晴れなかったのですか?
2012/11/01 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんばんは。
レンズの後面なので私もフィルターへの入射角はあまり変わらないと思っていましたが、結構影響が出てしまうのですよね。 色々調べていたらほんまかさんが書いててくれていました。 勝手にリンク⇒http://honmaka.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_3a74.html
やまねももんがさんのお悩みも、このレンズのテレセントリック性の事でしょうか。
はい、この後晴れてくれたのですが、撮影結果は散々でした(^^;)
2012/11/01 URL 編集
やまねももんが
ほんまかさんの記事を読みました。
なるほどです。
レンズによって違いがあるのですね。
私の件にも関係があるかもしれません。
もう少し実験してみます。
それにしても、ほんまかさんは凄いですねえ。
2012/11/02 URL 編集
にしん目かたくちいわし
おはようございます。 最初広角か望遠かで違うのかと思っていましたが、レンズの後玉の大きさに関係が深いのですね。 まぁ望遠や標準レンズの後玉は大きくて、広角のは小さいのが多いですが。。。
私の使っているzenitar16mmは銀塩時代のものなので、テレセン性はあまり考慮されていないのでしょうね。
デジカメの素子も斜めから入ってくる光に弱いようなので、フルサイズ機ならなおのこと影響が出そうですね。
2012/11/02 URL 編集
まるこう
ということは、室内でフラットフレームを撮影する時はLPS-P2は取り外したほうがいいのでしょうか。
2012/11/03 URL 編集
にしん目かたくちいわし
(LPS-P2を)付けて撮影したなら、付けてフラットも撮るべきでだと思います。 外して撮影したならフラットも外すというように。 でもこういうのって意外と頭で考えた結果と、実際やってみた結果が違う事もよくあるので色々試してみたほうがいいでしょうね。 何で天体写真はこんなに面倒なんでしょう?
それが愉しみのひとつでもありますが(笑)
2012/11/03 URL 編集