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google sky mapで星雲・星団探し その2

Androidの「google sky map」やi-phoneの「sky walk」「星座表」「i-ステラ」などのアプリを使って、望遠鏡で星雲星団の導入支援、ファインダーがわりにならないか? という大人の夏の自由研究その2です。

今日はちょっと説明くさいですが、お付き合いくださいませ。ご存知の方は読み飛ばしてください。

先ず自動導入天体望遠鏡とこのgoogle sky mapではその原理に大きな違いがあります。
google sky mapではスマートフォンに内蔵されている各種センサーを利用して、現在地・時刻・筐体の向きや傾きを割り出して現在の天球をシミュレートするのに対し、自動導入天体望遠鏡にはそのようなセンサーは無く(GPSで位置を特定する機種もある)、望遠鏡を動かすギアの回転数を読み取るセンサーがついています。

ですので、スイッチオンで目的の天体を導入できるものではなくて、時刻と経緯度入力後、現在見えている恒星を望遠鏡の視野の中に2~7個ほどユーザーが導入して(アライメント)、それぞれの星までのギアの回転数からエンコーダーが架空の天球をシミュレートしています。(多分そんな仕組みだと認識しております。間違っていたらご指摘ください)

アライメントに使う星数が多いほど精度は高くなります。そのためにギアの遊びから望遠鏡の重量による"たわみ"まで補正され、極めて高い導入精度を実現するのです。
設定 1


一方スマートフォンはセンサーの塊です。 あの小さな筐体の中に10種類以上のセンサーが組み込まれています。
加速度センサー 照度センサー 地磁気センサー 方位センサー 近接センサー 温度センサー ジャイロセンサー 圧力センサー 重力センサーなどなど。
小さいだけに簡易センサーが使用されているのか、その精度はイマイチというところです。
ですので、google sky mapに自動導入望遠鏡のような導入精度が無い事は想像に難くありません。

このうちgoogle sky mapが使っていそうなセンサーは、地磁気センサー、方位センサー、ジャイロセンサーなどでしょうか。
2012y07m24d_160924325.jpg
GPSや地磁気センサーの精度が上がれば、この実験の成果も上がりそうですね。

GPSはGPS衛星の信号を受け取って自分の位置を測定します。しかしこの信号の受信と測定に、だいたい3分〜5分位かかります。
これでは時間がかかりすぎるので、A―GPS (Assisted GPS) という仕組みが使われています。
A-GPS(Assisted GPS)とは携帯電話ネットワークから得た情報を使って一番近い人工衛星をすばやく見つけ、現在地の確定をスピードアップするシステムです。
また携帯電話ネットワーク以外からもGPSを補正する技術があり、Wi-Fiホットスポット、携帯電話基地局からの信号を使って、最も正確な位置をすばやく割り出します。

iPhoneなどで「どことも繋がっていないのに、Wi-FiをONにしただけで、GPSの精度が上がった」とか聞くのはそのためです。 設定でWi-FiをONにしましょう。
またこの携帯の様に「Wi-Fiネットワークから位置を特定する」かどうかをON-OFFできるものもありますので、ONにしましょう。
s2-IMG_7594.jpg


またAndroidアプリに「GPS Status & Toolbox」というアプリがあります。
衛星のシグナル強度・精度・位置、スピード、加速度、ベアリングなどの情報表示に加え、A-GPSのダウンロード、コンパスの校正などの機能があります。
s2-IMG_7590.jpg
上記適用前は誤差20mとかでした。 建物の中ですが、今は誤差6mまできていますね。 外だと3mとかになります。
s2-IMG_7591.jpg
A-GPSのダウンドード、コンパスの校正などは、アプリ起動後→メニュ→ツールで出てきます。 数日間精度が良くなるそうです。
iPhoneでもA-GPSのダウンロード等できるそうです。
GPSの精度に不満のある方は試してみてはいかがでしょうか?
s2-IMG_7592.jpg


さて、お待たせいたしました。 設定もばっちり。 スマホも望遠鏡もセットしました。
赤道儀ですが、自動導入はありません。 北極星が見えない場所なのでスマホのコンパスを使っての簡易設置です。一応架台のの水平は出しました。 鏡筒は口径10cmの屈折式です。
もちろん経緯台でもこの実験の結果はかわりません。
s2-IMG_7573.jpg

光害指数は75 地方都市の住宅街です。 すぐ側には明るい街灯があって、裸眼での最微等級は天頂付近で3等星が・・・ん~という感じです。 街灯が無ければ3等星は見えそうです。 
関東地方は別としても遠征しない"その辺りの公園での観測"という現実に近い環境だと思います。

気になる結果は・・・また明日  つづく。


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阪神ファンいっこう | URL | 2012.07.24 17:52
 あ~~~~~。
 楽しく読み進んでったら、いちばんいいとこで終わってもうた~~~~~~~~~~~。
 カーナビでテレビ見ていて、クイズの答えの発表のときにトンネルに入った時みたいな気分や~~~~。
 で、どうなったの、どうなったの?
 ……(ノ゚ο゚)ノミ(ノ _ _)ノ
やまねももんが | URL | 2012.07.24 17:56 | Edit
こんにちは。

今日の解説はとっても勉強になりました。
ありがとうございます。

今から20年ほど前になりますが、今のスマートフォンのようなものを実現するために、各分野の技術をどれだけ進歩させなければならないかを考えたことがありました。
20年の時を経て、それがほぼ実現されて、改めて技術の進歩に驚いています。
でも、ハードウェアの世界で生きてきたのですが、もっとソフトウェア寄りの世界に移るべきだったです。
日本の製造業はどうなってしまうのだろう?

すみません、愚痴っぽくなってしまいました。
飴野天機 | URL | 2012.07.24 23:56 | Edit
こんばんわ、いわし様。

結果を超楽しみにしてます。
私のiphoneでも晴れた日に試してみます。
結果待ちますw

ポチ
にしん目かたくちいわし | URL | 2012.07.25 11:14
>阪神ファンいっこうさん

すみません。 ひっぱり過ぎて。ネタ不足なもので。
「続きはCMのあと」「続きはWEBで」TV局もネタ不足なのかな?

今書いているので少々お待ちを。
にしん目かたくちいわし | URL | 2012.07.25 11:23
>やまねももんがさん

「釈迦に説法」とは正にこの事ですね。 大変失礼いたしました。
20年前でもベルリンの壁が崩壊したちょっと後くらいですよね。 なんかついこの前の気がします。
いや、でも技術の進歩ってすごいですよね。

ソフトの技術があっても、それを実現するハードがなければ絵に描いた餅ですし、両方必要でしょうね。
生産の海外移転が進んで、技術が若者に継承されないのが一番怖いですね。
昨日これを見てすごいなぁと思いました。http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-506.html パーツの作成から電子基板・ソフトまで全部自分でやってますね。 ここまでできたら面白いでしょうねぇ。
にしん目かたくちいわし | URL | 2012.07.25 11:25
>飴野天機さん

こんばんは。
飴野さんにとってもいい結果が報告できるのではと思っています。
他のメーカー品ではどうなのか?興味がありますので是非挑戦していただきたいですね。
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にしん目かたくちいわし

Author:にしん目かたくちいわし
40になりました。福岡県産
2009年子供の時以来20年ぶりに天文趣味を復活
2010 12/6 blogスタート

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