昨日の記事の続きです。
夜明け前には望遠鏡をギャラッド彗星に向けました。
どうも、どうも、お久しぶりです。
2012.01.17 5:45~5:47 EOS kiss D 60sec.×2 ISO 3200 Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT Mizar GT-68(f=600mm)+WAT-250D+GuideMaster UFRaw Adobe Photoshop CS いっこう式フラット補正 この写真にはいっこう式フラット補正を施しました。 なるほど~ よく思いつくなぁ~。
南西の空にはアンタレスとさそり座の姿が見えました。 そろそろ天の川の事も考えないといけないようです。
昨夜も晴れたので自宅前でテストです。
先ずは懸案のコマコレ。 昨日の組み方でダメならこれだろーと思ったのが一発で決まりました。
2枚構成なので、それぞれ表裏の4通りしかないのですが。
ノータッチなので少し流れてますが、概ね良好のようです。 良かったよかった。
ついでに再度R1フィルターのテスト。 今度は間違いなく改造デジですよ。
自宅前、すぐ傍に煌々と街灯が照らす中、ISO 3200で20秒露出でこれだけ出ました。 R1フィルターは絞り3段分の光量補正があるので露出倍数は2×2×2=8倍 LPS-P2は約2倍というお話なので、短時間でこれだけ出るとは思っていませんでした。
2枚重ねてカメラのファインダーを覗いても何も見えません。
光害をカットする目的ならR64も持っているので、そちらのほうが効果は高いでしょうか。
モノクロで良いならこのまま露出時間を伸ばせばいいのですが、カラー化するとなると、さとうさんもされていたように、闇夜の晩に光害の少ない場所で通常に撮ったものにフィルター付きで撮った画像をL成分として加算することになると思います。
昨日お話したようにピント位置も違うので重ねるのもコツがいるでしょうし、構図の再現性の問題もあります。
かける労力は大変多くなるので、そこまでするか?という話になります。
それでも都会にお住まいで、なかなか遠征に行けない方には強い味方になると思います。
遠征地でいろいろな対象をパシャパシャ撮ってきて、後日自宅近くでそれらのL画像をジックリ撮る―みたいな使い方とかいいかも。 月夜の晩でも撮れるし。
この方法は後日またカラー化も含めて検証していきたいと思います。
↓撮影の励みになりますのでどちらか一押ししていただけるとうれしかです鯛(゚Д゚)
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コメント
やまねももんが
ギャラッド彗星の色がきれいですね。
フラット補正を行なうと、見栄えが違いますよね。
早速のテストのリベンジ、睡眠不足になりませんか?
赤フィルターの露出補正係数は、被写体が連続光の場合の数値です。
赤い星雲のようにスペクトル光の場合は、補正係数はずっと小さな値になると思います。
M42は赤以外の光もあるので、Hアルファだけの場合よりは大きくなりますね。
モノクロで楽しむのが手軽でいいのかなあ?
2012/01/18 URL 編集
さとう
R64のほうが効果は高めだと思います。
互換のシートフィルターはまだ売られているようですが、純正のケンコーR64フィルターは既に生産中止らしく入手困難なので、R1で代用していますよ。
濃いフィルターを使うとカメラのファインダーでは何も見えなくなりますから、自動導入だけが頼りですね。
2012/01/18 URL 編集
阪神ふぁんいっこう
レイヤーを合成する前に、元画像やフラット画像の明るさやコントラストを調整するのが隠れたポイントです。
いやぁ、ほんと、うれしいなぁ。
2012/01/19 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんばんは。
ギャラッド彗星は今大きく尾が広がってしまって、彗星っぽくないですね。 色は彗星そのものですが。
この日は自宅前で短時間だったので、大丈夫ですよ。 この撮影法なら遠くまで行かずに負担軽減になるのですが、生憎自宅そばからは建物に阻まれて北極星が見えないのです。 正確に極軸が合わせられたら長時間露出も可能なのですが。
「赤い星雲のようにスペクトル光の場合は、補正係数はずっと小さな値になると思います」
>やっぱりそうでしたか。書いていて「何かおかしいなぁ… いいのかなぁ?」とずっと気になっていました。
では天文用フィルターのように特定の輝線を選択透過するものにおいては、露出倍数という考え方はあるような無いような形になるのですね。 いつもいつも教えて頂いてありがとうございます。
遠い銀河とかあまり色がつかないものはモノクロでもいいかもですね。 鮮やかな星雲はやっぱり色鮮やかに撮りたいです(^^;)
2012/01/19 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんばんは。
やっぱりR64のほうが良いでしょうか。 R1はなぜR60という名前ではないのでしょうね(笑)
何だか環境に悪い成分を使ってたらしいですね。 いいフィルターだけに残念です。
ヤフオクにずっと77mm径のR64が出てますね。 確かにレアいですが、2マンはちょっと…ないなぁ(^^;)
2012/01/19 URL 編集
にしん目かたくちいわし
使わせていただきました。 手軽でいいですねぇ~ フラットのかかり具合を自分で調整できるところもgoodです。 フラット画像を作る時に弱~くガウスぼかしをかけると滑らかになって良いかもと思いました。
状況に応じて色々なフッラト補正方法を使いわけれたら鬼に金棒ですね。
これからも度々使わせていただきます。
2012/01/19 URL 編集
まるこう
私もいっこう式のフラット画像はガウスぼかしをかけていますよ。
2012/01/19 URL 編集
知恵
星の写真って良いですね★
2012/01/19 URL 編集
にしん目かたくちいわし
恐らくトラペジウムまで出ているのは、フィルターの効果+露出が短いせいだと思います。 通常の写真では露出を短くするとM42の羽の部分が殆ど映らないですが、Hαを選択透過させているせいでしょうか。
やっぱりガウスぼかしかけてますか。 画像処理もうまくいかない時は苦痛ですが、「この方法では?」と閃いた時なんかはテンションあがりますね。
2012/01/19 URL 編集
にしん目かたくちいわし
コメントありがとうございます。
星や星の写真には、癒しの効果があると思います。
最近は女性で撮られる方も、星と風景を一緒に撮る「星景写真」を中心に徐々に増えてきているのでいいかもですよ。
沖縄なんですね。 沖縄では今頃は夜明け前に南十字星が南天低く見えるのでしょうねぇ。「はいむるぶし」でしたっけ。
2012/01/19 URL 編集
kazu
そうです!!
月は光跡があったのですが 画面からはずれたので
消しました
月を撮ってそのまま朝を待ち 朝日をそのまま
撮ったものです・・・
のべ6時間位かけています
暇だったので・・・笑い!
2012/01/20 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんにちは。
のべ6時間も! 寒かったでしょう。
ここは初日の出も人いっぱいでしょうね。
2012/01/20 URL 編集