とも座の散開星団 M46です。 お隣のM47とセットで『南天の二重星団』と呼ばれることもあります。

2011.11.08 3:40~4:02 5min.×3 EOS kiss D(改) ISO 800 RAW
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT Mizar GT-68(f=600mm)+Qcam S7500+GuideMaster
Deep Sky Stacker Adobe Photoshop CS
800mmだとM47と一緒に入れるのはちと無理があるようです。
M47が明るい星が多く、まばらな星団であるのに対して、M46は明るさも密集度も均一な感じです。
このM46の中には惑星状星雲NGC2438があります。 拡大トリミング

こと座には有名なM57環状星雲がありますが、それよりも綺麗な円形です。
私には外側から赤>黄色>緑>青と見える気がしますがいかがでしょうか?
先日
まるこう氏がされたスペクトル実験のようですね。
これはM57と大きさも似ているのでは?と思い、今年の6/29に撮ったM57と比較明で重ねてみました。

光学系は同じなので、大きさの比較にはもってこいです。 よく似ていますね。
WikiのM57のページには、「星雲の中心には白色矮星が存在し、この星から数千年前に放出されたガスが白色矮星からの紫外線を受けて蛍光灯のように輝いている。
リング部分の青い色はヘリウム、緑色は酸素、赤色は窒素の輝線スペクトルである。」とあります。
『励起』-やまねももんがさんから先日習いましたね(^ω^)
M46は比較的若い星団だそうです。 若い星団なのに、死ぬ間際の星が出す惑星状星雲?
実はNGC2438はM46より手前にあって、たまたま重なって見えているだけらしいです。
M46は距離3000~資料によっては6000光年、NGC2438は2900~5400光年。
この倍近い差って何でしょうね。 ほんと、天文の世界は大雑把でいいです。

やる夫くんもそう言ってますし。
※先日コメント欄で、誠○社の入札販売で出たR200SSの落札価格を予想しましたが、落札価格は【
60500円】でした。
越えない範囲で一番近い人が優勝!だったので、見事
熱狂的阪神ファンのスターな日常のいっこうさんが優勝です!
因みにいっこうさんの予想価格は57000円。越えない範囲もなにも、超える範囲を含めてもニアピン賞。
おめでとうございます。 副賞は「落札した気になれる賞」を贈呈します。
さぁ、あれこれシミュレーション(私は発音できない)してください。
私の予想は83200円。 馬鹿みたいに高い値段で買うハメになるところでした(T_T)
↓撮影の励みになりますのでどちらか一押ししていただけるとうれしかです鯛(゚Д゚)
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コメント
阪神ファンいっこう
誠報社の入札、あと3,501円だせば落札できてたのか~。 ケースと付属品だけでも10,000円以上するから、絶対お買い得だった!! 入札すればよかった! でも、57,000で入札しても買えないのか(泣
R200SSとガイドシステムを手に入れて暗いところに行ってこんな素晴らしい写真を撮りた~い。
次のチャンスはふたご座流星群かぁ。祈るぞ!
2011/11/10 URL 編集
やまねももんが
NGC2438は、写真からは手前にあるように見えますね。
でも距離の数値を見ると、前かもしれないし、後ろかもしえませんね。
「落札した気になれる賞」
いっこうさん、おめでとうございます。
2011/11/10 URL 編集
さとう
いっこうさんは、なかなか鋭いですね、さすがです。
ふたご座流星群で流れ星に祈ってください、天気に恵まれて、その上で火球クラスがあるといいですね。
2011/11/10 URL 編集
にしん目かたくちいわし
流石鋭い!改めましておめでとうございます。 と言っても気分だけですが(^^;)
これ60400円で入札している人が居たら、悔やんでも悔やみ切れませんね。
状態良さそうだし、付属品もいっぱいで絶対お買い得でしたよ。
今は床ずれ品が89800円で出てますね。 ん~もう一声!
SXWなら搭載量も余裕ですね。 じゃじゃ馬A-GTより安定性は抜群な筈なので、いっこうさんなら朝飯前ですよ。
2011/11/10 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんにちは。
NGC2438のほうが手前にあるのは間違いなさそうなのですが、両方ともの距離の説に開きがあるようです。
でも宇宙について言われている説なんて「ゴメッwww やっぱNGC2438のほうが後ろだったわwww」とか平気でなったりするかも。
地球上でナノレベルで加工する話があるかと思えば、かたや宇宙では「数万光年は誤差の範疇です(キリッ」とか言ったりして面白いですね。
2011/11/10 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんばんは。
物の値段ってよくわからないものですね。 天文に興味のない人にとっては価値ゼロかも知れませんからね。
そういう意味では、リサイクルショップ等に、思わぬお買い得品が流れている事もありますね。
今年ももう終わりかけてますが、今年は一度も「流星群の流星を極大日にちゃんと見る」事ができてない気がします。 最後くらい晴れて欲しいですね。
2011/11/10 URL 編集
まるこう
2011/11/10 URL 編集
にしん目かたくちいわし
私も始めて撮ったので、露出設定などは適当に決めました。 処理しているうちに「おー色が出てくるな」とわかっただけです。 NGC2438の拡大画像をよく見ると、ドーナツの上に青というか、灰色がかった何とも食欲をそそらないソースが垂らしてあるように波打って見えます。
「次はこうしたい・こうすれば良かった」など対策がわかるので、一度撮っておくというのは重要だと思います。
私も「もっと長い焦点距離ならどう写るだろう?とか、微光星を美しく表現するために、もっと長く露出をかけたらどうなるだろう?」と思いますね。
2011/11/11 URL 編集