新たなる計画。
現在所有している鏡筒にケンコーのSE200があります。
極太スパイダー&中央遮蔽の大きなR200SSは、月面・惑星向きではないとの事で購入していました。
月面・惑星向きの動画カメラを購入して撮る予定でしたが、予算と時間の都合により休眠状態となっています。
こちらの
Ken.Nakayama's SpaceさんがSE200+WEBカメラのQcamやToUcam ProⅡで素晴らしい木星の画像を撮られているのでマネをしてみる事にしました。
そこで登場するのがVixenのNSTアダプター

後ろの大きいほうがNSTアダプター43DX(取付径43mm アイピースサイズは31.7mm)、小さいほうが旧型の拡大撮影アダプター36mm(取付径36mm アイピースは24.5mmのツァイスサイズ)です。 小さいほうは私が小学生の頃に買ったものです。 こんなのでもお小遣いを何ヶ月も必死に貯めてようやく買えたものでした。 捨てたり売ったりしなくて良かった(;;)
何々、Ken.Nakayama's Spaceさんによると、
『200Nの「Tリング用オスネジ&36.4mmメスネジ」にビクセンNSTを取り付け、笠井トレーディングのTネジ→36.4mmメスを取り付け、もともとあった36.4mm→31.7mm接眼鏡スリーブを取り付け、最後に、31.7mmスリーブ付ToUcamProII です。』とのこと。
これをサッと読んで勘違いした私。 NST43DXが使えると思っていたら、販売終了している
NSTアダプター36.4を使用されていました。 こちらのアイピースサイズは31.7mmが使えます。
写真で言うと、大きいのと小さいのの中間という事になります。 オクじゃないと手に入らないなぁ。
NST43DXをアダプター噛ませてSE200に何とかつけてみましたが、WEBカメラにピントがきません。
計画は断念かと諦めかけた時に、36.4のミニアダプターの存在を思い出したのでした。
ただし前述の通り、拡大する為のアイピースは24.5mmのツアイスサイズしか使えません。 WEBカメラのほうは同じTリング式なので、笠井のTリング→36.4mm変換アダプターで+36.4→31.7接眼筒で使えます。
24.5mmVixenのケルナー20mmがあったのでテストしてみました。
最初の鏡筒はピントのしゅう動範囲の広い10cmアクロマート屈折 102M鏡筒。

手前にSE200が筒内気流を循環させるために、放置されています。
A-GTに102M鏡筒 R200SSに比べたら軽いのなんのって。 凄く楽です。
C11をいつも担いでいたらR200SSも軽く感じてしまうことでしょう。
取付はこんな感じです。 南中付近にある木星だと地面スレスレなんすけど。

そして肝心のピントは。。。

出ました。
続いてSE200 こちらもピントはOK (この写真はボケボケです)

しかし、接眼レンズの青ハロはこちらのほうが大きい。 なぜ?
撮影した木星 共にRegiStaxで処理
102M 口径100mm 焦点距離1000mm F10 アクロマート

SE200 口径200mm 焦点距離1000mm F5 ニュートン反射

どちらも微妙。 素直に×5バローとか買って、WEBカメラ直焦点でやったほうが良さそうです。
またもや惑星撮像計画は延期か。
×5バロー、ピントでるのかな?
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コメント
KAZU
やはり機材が大変みたいですね
バッテリーが見れましたがそれも
使うんですね・・・なおさら重装備を
感じます。
この前の佐世保と糸島だけで
30Gは撮影していました・・・笑い!
整理するのにまだ当分はかかりそうです!
2011/10/24 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんにちは。
もっと良く撮ろうと機材を大きくすると、運んだり設置が大変になるというジレンマに陥ります。
こんなの抱えて糸島の火山とか、とても行けません(笑)
このバッテリーは5kgくらい×2個です。 天体撮影する人もよく使うデルコのボイジャーはバッテリーだけで20kgくらいあるので、それに比べるとカワイイものです。
30Gですか! それは恐ろしい。 1Tのハードディスクもすぐに無くなってしまいますね。 タイの洪水でハードディスクの軸受けモーターなんかの圧倒的シェアのある、日本電産の工場も操業中止だそうです。 HDDの値段が若干上がる可能性もありそうです。
2011/10/24 URL 編集
やまねももんが
月や惑星に関しては、直焦点の月しか撮ったことがないので、この領域はチンプンカンプンです。
継ぎ足し継ぎ足しで繋げていくのですね。
それにしても、小学生でお小遣いを貯めてこんなものを買うなんて!
そう言えば、小学生の時にお年玉を貯めてカートンの天体望遠鏡を買ったような記憶が。
2011/10/25 URL 編集
阪神ファンいっこう
SE200はずいぶん安いので購入を考えたこともあるのですが、接眼部をとりかえたりいろいろ改造していると、結局高くつきそうな気がして、やめました。R200よりでかいですしね。
惑星、奥が深いですね。私も昨日、RegiStax
6で再処理にチャレンジしましたが、いまいちでした。やはり機材よりも、暗い空と抜群のシーイングが一番ですね。
2011/10/25 URL 編集
まるこう
誠報社のR200SS入札はメールが来ないのでダメだったようです。やっぱり5万円じゃあダメか。ww
さて、惑星撮影、そろそろ私もやらなければ。いっこうさんにもらったx2バローの直焦でちょっとやってみます。
2011/10/25 URL 編集
にしん目かたくちいわし
おはようございます。
同じメーカーから出ているものだけを使えば、ピントもちゃんと出るのでしょうが、大半の方はあれこれ使うでしょうから、アダプター入れたりしてグチャグチャになってしまいます(笑)
果たしてピントが出るのか出ないのか。 計算とかあるのかも知れませんが、わからないので現物合わせです。
ホント、こんなお金の使い方するなら、もっと小学生らしい楽しい使い道があった気もします。 まぁ、拡大撮影や直焦点ができるようになってそれはそれで楽しかったですが(^^;)
カートンの望遠鏡、名機が多いですよね。
2011/10/25 URL 編集
にしん目かたくちいわし
はい、オクで最初にこのSE200を見つけてしまい、衝動買いした直後に旧型R200SSが同じような値段で出ました。
「SE200は惑星用、R200は星雲用」と自分に言い聞かせ続けてますが死蔵中です。
IMAGING SOURCE社のDFKシリーズのCCDカメラなど、惑星撮像向きのカメラをそのうち買おうとは思っていますが、まだまだ先になりそうです。 ステライメ&ナビもまだですし(汗)
もったいないお化けが出るかも。
SE200の改造はお金がかかりそうですね。それならいっこうさん仰るようにR200の程度のよい中古探したほうがいいですね。 ちょっと直焦点試してみる、月面・惑星用と割り切るならお買い得ではありますが。。。
2011/10/25 URL 編集
にしん目かたくちいわし
最後にNがつくのとつかないの。何が違うのか私も知らないのですが、私のはどっちだったか。。。 帰っては貼ってあるシール見てみます。
誠報社のは状態がとても良さそうだったので、いい値段つくと思いますよ。
今回試してみて、SE200より10cmアクロマートのほうが良く見えました。 拡大率が低いと、口径が大きいと眩しくて模様がよくわかりませんでした。 まるこうさんのはEDレンズなのでもっとキレがあると思います。
2011/10/25 URL 編集
阪神ファンいっこう
6万円台おもいっきり後半のようです。
流通している数が多いので、中古はまだまだ出ますよ、とのことでした。
2011/10/25 URL 編集
にしん目かたくちいわし
6マソ後半ならいっこうさんがニアピン賞じゃないですか。
正式発表が出てから商品の授与です。
笑えるコメント考えておいてください。
自分の旧型も、斜鏡のところの青いシール買ってなんちゃって新型仕様にしようかなぁ。
売ってくれますよね。シールだけ。
2011/10/25 URL 編集