ペルセウスが振り上げた剣のところにある散開星団で、似たような星団が二つ並んでいます。
2011.9.06 2:45~2:56 5min.×2枚 EOS kiss D(改) ISO 800 RAW LPS-P2 FF Vixen R200-SS Celestron Advanced-GT Mizar GT-68+Qcam S7500+GuideMaster Deep Sky Stacker Adobe Photoshop CS 肉眼ではボーとした塊が星雲状に見えます。もちろん双眼鏡や小さな望遠鏡でも美しく見えるので、秋の天体観測には外せない存在です。 低倍率の望遠鏡で見ると、様々な色の微光星がビッシリと集まり、まるで宝石箱を見ているような気分になります。
大昔はそれぞれ一つずつの星と思われていたので、h(エイチ)とχ(カイ)というバイエル符号が与えられていました。
左がNGC869、右がNGC884です。 メシエはんはこの天体をリストには入れてません。どうしてでしょうね。
少し星のまわりについた色味を抑えてスッキリさせてみたバージョンです。 どちらがいいか分らなくなったので、両方アップです。
この星団は、銀河系の渦巻きを形作る腕の一本、ペルセウスアームと呼ばれる腕ペルセウス座Iアソシエーションの中核をなす星団です。 我々の住む太陽系はオリオン腕の中で、ペルセウス腕はそのすぐ外側に位置する腕です。
この星団の中に生命の棲む惑星が一つくらいあっても、不思議ではない気がします。
↓撮影の励みになりますのでどちらか一押ししていただけるとうれしかです鯛(゚Д゚)
にほんブログ村 <HOME>
関連記事
スポンサーサイト
コメント
やまねももんが
うわ~ぁ、きれいですねえ。
ここまで拡大しても見応えのある散開星団は珍しいですよね。
どちらが良いかは迷ってしまいます。
45対55で2枚目かな?
メシエはんは、どうしてこれを見逃してしまったのでしょうね?
2011/09/17 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんにちは。
>ここまで拡大しても見応えのある散開星団は珍しいですよね。
確かにそうですね。 星がばらけ過ぎてアレ?というのが多いですものね。
通常天体写真は目に見えない光を長時間露光して、写真のほうが美しい天体が多いですが、この二重星団はこの写真のレベルなら、生で見たほうが綺麗な気がします。 上手い人が撮ったのは凄いですが。。。
メシエはんは何かの理由で入れなかったのでしょうね。 肉眼で見えるから見なかった事はなかったと思うのですが。 「肉眼で見えてありふれているから」が理由なら42~45が入ってるのがおかしいですし。
メシエはん、最近は所沢あたりに出没するみたいなので聞いてみましょう。
2011/09/17 URL 編集
メシエは~ん
え?ほしたらM42かておかしいて? あんな、わて、ぴったりがすきやんか。ほんま最初はM40で終わりやってん。きりがいいやろ。そしたらな、M41見つけてしもうてん。きりが悪いやんか。しゃーないから、M42~45入れてん。
この2重星団入れたら、またきりが悪くなりそうやん。
でも、失敗やったなぁ。これをM40にしといたらよかった。なんであんなんメシエ天体にしたんやろ??
2011/09/17 URL 編集
にしん目かたくちいわし
最初の45まではともかく、なぜ後の2回の発刊に入らなかったか? ここが謎ですね~
あ。わかった。最初に入れなかったから「えぇ~、今さらぁ~~~!」って言われるのが嫌だったんですね。わかります、その気持ち。
2011/09/17 URL 編集
まるこう
「メシエさん、本当に入れなくていいんですか?」
「いらんゆうたら、いらんのや! 何遍も言わすなボケ!」
それにしても、色とりどり美しい天体ですね!
そう言えばこの前のいっこうさんとの観望キャンプで、
「何、撮影しようか?」と私。
「そりゃ、二重星団だろー!」といっこうさんが言っていたのを思い出しました。
いまさら星団か地味だなと内心思って、観望解では撮影しませんでしたが、
こんなに見栄えするのなら、撮影しときゃよかった。(^_^;)
2011/09/18 URL 編集
にしん目かたくちいわし
当時本当にフランス語でそんな会話が交わされていた悪寒(^^;)
意外に頑固親父で江戸っ子気質だったのかも。 どんな事でもその道に精通してる人は偏屈者が多いですからね(笑)
光害のある所でもそこそこ撮れてしまう散開星団。 月面もそうですが、撮りやすいだけに人より上手く撮ろうとすると、途端に難しくなります。 地味に見えて相当マニアックです。
2011/09/18 URL 編集
KAZU
そうです あの池です
夜も木立の形があちらこちらいいので
きっと気にいられると思います・・・
で。また帰りは逆方向の峠がすごく
キレイですよ・・・
また行く途中夜景が見れる公園があるのですが
ちょっと寄り道にはいいですよ
行きの峠ののぼりカーブを登った所にあります。
駐車場から階段を降りた所に板間があります
そこから右へ廻ると池の正面にも出ます
そこから約15分弱歩くと防波堤みたいな所にも
出ます。(開けています)
駐車場の入り口付近(左手)に案内看板がありますから
それを見られると概要が分かると思います・・・!
2011/09/21 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんにちは!
詳しく教えていただいてありがとうございます。
葛篭棚田に彼岸花も撮りに行かないといけないし、冬になる前に阿蘇のラピュタの道と、長者原の木道のところも行きたいですね。 大忙しです。
お互い身体と事故には気をつけてがんばりましょう。
2011/09/22 URL 編集