fc2ブログ

蛙手

昨晩は中秋の名月  天体写真ブログにも、写真ブログにも月の写真が並ぶ。

月を撮るのはあまり得意ではないので、それは上手い方に任せておこう。
モミジ(カエデかな?)の葉と月を撮った。 ススキのほうが良かったかもしれないが、まだこの辺りでは針のようなススキしかない。


震災から半年、この遠く離れた九州では何事もなかったかのように日常が過ぎる。
何でもそうだが実際に自分の身に降りかからないと、人というのはその痛みを感じることができないものだ。
色々な想いが交錯するが、上手い事は何一つ言えない。  

只、ここでも、被災地でも、遠く離れた国でも同じ月が見えているんだな-と不思議な気持ちになった。
避難区域内では誰も見上げることがない冷たい月が、辺りを照らしていることだろう。

もし、僕の住むこの町が、突如「避難してください、何年、何十年、はたまた何百年、人が住めるようになるかわかりません」と言われたら。 



手持ちのジャンクSIGMA300mmで撮ってみた
s-iMG0001.jpg
僕の拙い腕では処理してこんなもの。


あまりにも芸がないので、ピントリングをすこしずつ回したものをGIFってみた
meigetsu.gif
やっぱり動画機能がないとイマイチ。

 
「カエデの名称の由来は、葉がカエルの手に似ていることから「カエルデ」と呼ばれ、それが転訛したものとされている」 へー

一番上の写真で、月にも葉にもフォーカスを合わせるにはどうしたらいいんだろう?
・絞りこんで、かなり遠くにある葉と月を写す。 拡大率が足りなければトリミング。
・望遠レンズを使わず、パンフォーカスなレンズで絞り込んで撮影→トリミング

どっちがいいんだろう?他にも方法があるのかな?

↓撮影の励みになりますのでどちらか一押ししていただけるとうれしかです鯛(゚Д゚)
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村



<HOME>
関連記事
スポンサーサイト



コメント

阪神ファンいっこう

 昨日のようなまんまるい月を見ていると、いろんなことを考えますよね。たちどまって考える。そんな余裕をもった生き方したいですね。
 GIF動画、おもしろいですね。ブログ村の新着画像で、いったい何かと思いましたよ。
 月とカエルデ、両方にフォーカスをあわす方法知ってます。 「合成」です(笑

やまねももんが

こんにちは。

昨晩の中秋の名月は、いつもとちょっと違った気持ちで眺めていました。
もう半年、まだ半年、、、。

近景と遠景の両方にピントを合わせる件ですが、
第1の方法ですかねえ?
でも、月の高度が低くないと無理ですよねえ。

にしん目かたくちいわし

Re: タイトルなし
>阪神ファンいっこうさん

常に思慮深く考えているのが一番いいのでしょうけど、それでは疲れちゃいますね。 たまーに考えたら見当違いばっかりで(汗)
「勤勉で優秀なものは参謀にしろ 怠惰で優秀なものは指揮官にしろ 怠惰で馬鹿なものは兵隊にしろ 勤勉で馬鹿なものは即座に銃殺にしろ」ってのを思い出します。
どちらかを少しだけぼかした方が現実感あるかも知れないですね。


>やまねももんがさん

皆さんそれぞれ色々な想いで月を眺められたのでしょうね。  今考えたら水鏡に映して、日本酒でも一杯ヤレばよかったと後悔。 いずれ死ぬならせめて生きている間だけでも風流を味わいたいものです。

そうかぁ、月が低くないと第1の方法は取れませんね。 いつでも出来るのは第2の方法ですか。 どの位のレンズにするか検証も必要ですね。

まるこう

カエデ越しの月すごくいいですね!!

3.11の後、こちらでは生活がガラリと変化しました。放射能の恐怖に節電ファッショ。
私は地震に関連する仕事をしていますが、今でも体に感じない余震はマグニチュード3以上クラスで一日に数百個起きています。地震はべき乗法則に従うので、マグニチュード2クラスの余震は実に数千個となります。まだまだ終わりは見えません。

さとう

こんばんは。
うちでも葉っぱ越しの月を望遠レンズを絞り込んで撮影したら、なんとか月の模様と葉っぱを写し出せましたよ。

満月で思い出すのは阿倍仲麻呂の歌ですね。月を見ると故郷の景色や、過ぎ去った過去の情景が思い浮かびます。
「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」
月を見ると故郷の景色や、過ぎ去った過去の情景が思い浮かびます。

にしん目かたくちいわし

Re: タイトルなし
>まるこうさん

ありがとうございます。 
そうですね。スマトラ島沖のときも1年後くらいに比較的大きな余震があったりと、長期化してますものね。 地球規模でみれば1年でもあっと言う間でしょうから、まだまだ終わりなどとはとても言えませんね。
東海-東南海との関連も取り沙汰されてますね。 闇雲に恐れるのも禁物ですが、いつ起こってもいいように備えと心の準備だけは必要ですね。


>さとうさん

こんばんは。さとうさんのお写真、とてもキレイでした。 あれ位のボケ感、いいですねー。
阿倍仲麻呂の歌、有名ですね。教科書に出てきたでしょうか。  阿倍仲麻呂は遣唐使として唐に渡り、その後日本に帰ることは叶わなかったのですね。  空海さんといい、鑑真さんといい、何度も遭難したり流されたり、この時代の人達って凄いですね。  強い望郷の念の歌でしょうか。

喜怒愛楽CP

はじめまして
足跡ありがとうございます☆
素敵なお写真ですね(*´▽`*)

またいつでも遊びにきて下さい♪
非公開コメント

にしん目かたくちいわし

40になりました。福岡県産
2009年子供の時以来20年ぶりに天文趣味を復活
2010 12/6 blogスタート

絡んで頂けると嬉しゅうございます
相互リンク大歓迎
がんばるばい!(゚Д゚)