昨日の宣言通り、球状星団祭り開催です。
最初は射手座にある大球状星団 M22です。

2011.7.24 0:26~0:46 60sec.×4 120sec.×2 180sec.×2 EOS kiss D(改) ISO800 LPS-P2 FF
Vixen R200-SS Celestron Advanced-GT Mizar GT-68+Qcam S7500+GuideMaster
Deep Sky Stacker Adobe Photoshop CSここに来られる方はご存知の方が多いのですが、一応説明を-
約7万個もの星の集まりで、数ある射手座の球状星団の中で最も美しいと言われます。
距離は約1万光年 楕円率は0.8とややいびつな形をしています。
光度は約6等、空の暗い所なら肉眼でもモヤッとしたのがわかるそうです。
大きいので双眼鏡や、ファインダーで簡単に見つかります。
少し強めの処理をした拡大トリミング画像です

ブツブツ恐怖症の方はグロ中尉です(もう遅いか)
「大きい」とは言っても上の写真では比較の対象がないので、よくわからないですね。
昨日の月と合成してみました。 光学系は同じものを使用しているので大きさの比較にはなります。

月と比較すると、その大きさがわかります。
M22は黄道の近くにあるので、実際に月や惑星が稀に接近しますが、写真のようになるかは??です。
↓撮影の励みになりますのでどちらか一押ししていただけるとうれしかです鯛(゚Д゚)
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コメント
やまねももんが
3夜連続で頑張った成果が、「球状星団祭り」ですね。
月と比較した写真を見ていると、肉眼で容易に見えるじゃんと思ってしまいますが、
暗くて淡いのですよね。
露光時間を変えた画像をコンポジットしているのは
ダイナミックレンジを稼ぐためですか?
2011/07/25 URL 編集
阪神ファンいっこう
すっごく綺麗に合成してあるので、なんだか幻想的な写真に仕上がってますよね。
それにしても、さすが20cm反射。そしてさすがかたくちいわしさんの撮影の腕。そしてさすがの画像処理。脱帽です。
2011/07/25 URL 編集
かたくちいわし
こんにちは。
星団のほうはISO800で最長露出3分、月はISO100で1/60秒ですからね^^
「実際には有り得ない写真」です。 この明るさで見えたら凄い迫力でしょうね。
露出時間を変えているのは仰る通りです。 球状星団は微光星まで出そうとすると、中心部が白飛びしやすいので。 M22は初めて撮ったので「変えて撮っておけば、後から何とでもできるか」というのが現場での本当のところです(笑)
しかし、重ねただけで追加の処理は必要なかったです。
>阪神ファンいっこうさん
こんな星団食が写せたらいいのですけどね(笑) 将来的にカメラの性能が上がったら撮れるかも知れませんね。
20cmF4の威力はなかなかです。 それまでの苦労が嘘みたいに短時間でサクッと写りますから。
そういう意味では初めからR200を使うより、苦労していたほうが応用力がつきそうですね。
いつか先日復活した10cmF10でも撮るつもりです。 「型落ち望遠鏡でも撮れるんやで~」というところを見せたいです。
ちょっと褒め過ぎですよ~
2011/07/25 URL 編集
さとう
月とM22の写真、格好良いですね。このまま文字を入れてポスターなどに使えそうな雰囲気です(^^)
20cmの威力は、さすがですね。こちらは最近では手軽さ優先で、うちの20cmは押入れの中に鎮座したままです。
2011/07/26 URL 編集
かたくちいわし
3:50 撮影の後でしょうか?
ありがとうございます。 RegiStaxの月の画像がカリカリ過ぎて【合成です】とバレバレです(笑)
機材を車内に積むのに汗だく、降ろして汗だく、撤収も汗だくです。 1階に住んでいるのでまだ大丈夫ですが、上のほうに住んでいたら、たぶん小さいのにすると思います^^;
2011/07/26 URL 編集