少し厨二病的なタイトルですが、はくちょう座にある網状星雲(Veil Nebula) NGC6992-5です。
約3°離れた西側にも、同じような形の向かい合う半円状の星雲があります。
こちらの東側がNGC6992-5、西側がNGC6960であり、数万年前に爆発した超新星残骸のガスが毎秒100kmで広がっている姿です。
2011.6.29 時刻不詳 300sec.×1 Canon EOS kiss D(改) ISO800 LPS-P2 FF
Vixen R200-SS Celestron Advanced-GT Mizar GT-68+Qcam S7500+GuideMaster
Deep Sky Stacker Adobe Photoshop CS赤と青のガスが、フィラメント状に複雑に絡み合いながら広がる姿は、正に宇宙の神秘です。
もうちょっと構図を南側(下)に振ったほうがよかったですね。
800mmの焦点距離では西側を含めた全体像は入りきれません。
拡大トリミング画像

実は4枚撮ったのですが、使えたのは1枚のみでした。 望遠鏡が天頂付近を向くと、バランスが微妙な様で、オートガイド失敗率が高くなります。
こういう時のためには軽いガイドシステムは有利ですね。
それとガイド星がなかなか見つからずに苦労しました。 右隅中央に写っている、明るい星でも6.8等星で、私のガイドシステムでは微妙でした。
この付近はやたら星があるので大丈夫だろうとタカをくくっていたら失敗でした。
西側のNGC6960に4等星があるので、次はこの星を使うとしましょう。
撮り直したかったのですが、これ以上は鏡筒が三脚に干渉してしまい、赤道儀を反転させなければならなかったので、面倒になって諦めました。
自動導入の際、東側から回るか、西側から回るか、設定できたと思うのですが、マニュアルを読み直してみないといけないです。
何でも、失敗⇒修正⇒失敗⇒修正⇒・・・ としていかないと一筋縄ではいきませんね(^ω^;)
この超新星が爆発したのは数万年前ですから記録は残っていませんが、昼間でも見えるような凄い爆発だったんでしょうね。
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