前回の2/17の記事で「改造して写真とるぞ!」と宣言してそのままになっていた、
組立天体望遠鏡 15倍
当初M42-EOSマウントアダプターで直焦点仕様にすることを考えていましたが、焦点距離273mmと望遠ズームレンズでも代用できる長さだし、やはり「天体望遠鏡」と名乗るなら接眼レンズででっかく写したいもの。

買ったものの死蔵していた
vixen[ビクセン] 天体望遠鏡用 NSTアダプター43 DX
に白羽の矢をたてました。
これを装着できるようにすれば、直焦点も拡大撮影も、ガイドカメラをつけてガイド鏡にもなります。
分解したところ

ただし少し問題があって、焦点距離273mmなのに鏡筒長が270mmもあります。 EOSのマウント面から撮像素子面までの距離(いわゆるフランジバック)は44mm。 これにアダプターの光路長も考えると、そのままでは絶対にピントがでません。
解決法は接眼側を切るか、対物側を切るか、または途中を切ってまた繋げるか。
接眼側のピント調節部分にあたるネジ山は残したかったので、下のように対物レンズを内側に持ってくる事にしました。

多分この位の位置が良さそうです。
でもこのように鏡筒が閉まらなくなるので、対物部分の鏡筒内側を削る作業が必要です(^^;)

まずは勿体ないですが、接眼レンズをぶった切ります。

切断面を平らにし、接眼レンズの外周を少し削ります。 接眼レンズの外径は40mm、NSTアダプターの取付け部の内径は39mm弱。

少し削ってねじ込めば、きっちりサイズ。ビクともしません。

カメラを固定し、鏡筒本体を回してピントを出します。
全体像 長っ! なんだこれwww (この写真の対物レンズはデフォの位置のままです)

一応デジスコと言う事で…
拡大撮影時のイメージは

本体よりアダプターがデカい キライじゃないです。こういうバカっぽいの。
どうやって架台に固定するのかが問題ですね。
対物レンズを内側に移動して、鏡筒閉まらない状態で、直焦点試写 50mくらい離れた天井

悪くないんじゃないでしょうか。
このカットは普通に写ってますが、光の加減によっては鏡筒の内面反射が多く、コントラストの非常に低い画像になりました。 ツヤ消し内部塗装とか必要です。
本日はここまで。 次回は対物レンズを収める鏡筒加工と、内側のツヤ消し塗装ですね。
↓どちらか一押ししていただけるとうれしかです鯛(゚Д゚)
ブロ村お気に入り
<HOME>
- 関連記事
-
スポンサーサイト
コメント