昨夜のM8 干潟星雲 Lagoon Nebula です。

2011.5.15 2:37~4:07 1min.×4 3min.×4 5min.×4 10min.×2 総露出56min.
Canon EOS kiss D(改) ISO800 LPS-P2 FF
Vixen R200-SS Celestron Advanced-GT Qcam S7500+GuideMaster
Deep Sky Stacker Adobe Photoshop CS 月が大きかったのですが、夜中1時頃出発し、3時頃に月が沈むまでに機材のセッティングを終え、薄明までの40~50分で何とか撮る事ができました。
ガイドは少し流れていますが…(汗)
私はステライメージを持っていないので、Deep Sky Stacker(以下DSS)とAdobe Photoshop CSで画像処理をしていますが、改造デジで撮影すると、どうしても赤が強くなりすぎて、下の様なベタッとした画になりがちで半年位悩んでいました。

これはこれで迫力ある気がするのですが、もっと宇宙っぽい透明感のある方が好みです。
カラーバランスを弄るとバックグラウンドがおかしくなるし、星雲マスクとか色々試してみたのですが、技術不足で上手くなりませんでした。
DSSのデフォルトではトーンカーブがきつ過ぎて、色まで無くなってしまう感じがします。
今日「あーでもない、こーでもない」と頑張っていたら、何とか一番上の様な処理をすることができました。
少しだけ理想に近づいたかな。
もっと露出をかけたら周辺部の淡い星雲も出せるかも知れません。
アメリカの天文誌にありそうな強調処理もしてみました。

うむ~これは好みの判れるところ
2番目の画像にもアメリカ的強調処理を

一番上はもう少し輝度あった方がいいでしょうか。
また色々やってみます。
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コメント
さとう
満月前の時期は月が沈んでからの薄明開始までが狙い目なんですけど、うまく撮影できたみたいで羨ましいです。
こちらは雲の波状攻撃を受けてましたんで(^^;)
赤い星雲は、どこまで強調すればいいのか、どの程度赤くなればいいのか自分もいつも悩んでます。
2011/05/15 URL 編集
MASA
M8の仕上がりは素晴らしいと思います
あのあたりは分子雲が漂っているので、抜けが悪いように見えてしまうのですが、実は本当に淡いガスが写りこんでいるのかも知れないので、バックグランドの調整が難しいですね
私も短時間多数枚露出で狙ってみましたが、どうにも混乱して半端な仕上げになってしまいます
http://ganref.jp/m/massie/portfolios/photo_detail/095b0b121fbd4aa1da4312195cffa337
同じ機材なのにかたくちさんのようにはいきません
2011/05/15 URL 編集
かたくちいわし
こんにちは
短い時間でワンチャンスといった感じでした。
事前にピントも構図も決めて「あとは撮るだけ」にして月が沈むのを待っていたら、
撮影途中で南中を越えて赤道義を反転させないといけなくなったので焦りました(笑)
何とか重なってくれてよかったです。
画像処理は本当に難しいです。色とか主観の問題ですからねぇ
2011/05/15 URL 編集
かたくちいわし
ご無沙汰しております。
MASAさんの撮られた写真、拝見させて頂きました。
分子雲までハッキリ撮りたいですよね。 私も出るかな?と思っていましたが、まだまだ露出不足のようです。
人の写真って凄く良く見えてしまいます。 ココは縦構図もいいですね。
MASAさんの写真も「凄いなぁ~」と思うのいっぱいですよ!
2011/05/15 URL 編集
阪神ファンいっこう
そうなんですよね。私もDSSで処理してますが、仕上がりはいつもモノトーンぽくなってしまっています。
M8とか、M20とか、M17とか、うまく撮るというか処理する自信がありません。
まぁ、今悩んでもしょうがないので、撮ってから試行錯誤してみます。
2011/05/16 URL 編集
かたくちいわし
ありがとうございます。
DSSのモノトーンには私も困りました。
今回たまたま出来たのか、他の画像にも通用するのか、色々やってみてメドがついたらDSSの処理方法をblogにアップしてみるつもりです。
PSの処理方法は-膨大過ぎて解説は私には無理です。
諸先輩方の書かれたものを参考になさって下さいませ(汗)
2011/05/16 URL 編集