オートガイドに画像処理に活躍してくれているDELLのINSPIRON1300ですが、2005年後半発売品とあってもはや非力と言ってもいいほど。
少しでも早くなればと思いCPUをのせ換える事にしました。
現在のCPUはsocket479のIntel®CeleronM 360 1.40GHzプロセッサー
調べてみるとマザーボードのチップセットがFSB400MHzのIntel®910GMLとFSB533MHzのIntel®915GMへの移行期だったらしく、同じ製品で2種類のチップセットが売られていたようです。
私の使っているPCはFSB400MHzのモデルだったようで、のせ換えるCPUもその中からの選択です。
1.8GHzの745、2GHzの755という選択もありましたが、発熱等問題がありそうだったのでおとなしく1.7GHzのIntel®PentiumM 735にしました。 既にオクで1500円程度と安価なのも魅力。
L2キャッシュが1M⇒2Mにかわるだけでも効果ありそうです。
本体裏のファン横のカバーを開けると、ヒートシンクが見えてきます。

ヒートシンクを留めている4本のスプリングつきネジを外します。
これは既にCPUをのせかえて
シリコングリース
を塗っているところですが、CPU左のマイナスネジを緩めればCPUが外れる状態になります。 これはグリス塗りすぎ

左手一本でデジ一難しすぎ。
左がCeleronM 360 1.40GHz、右がPentiumM 735 1.7GHz

ヘラか葉書などの固い紙を使って余分なグリスを取除き、薄っすらと平らになるようにします。
ヒートシンクに固着した古いグリスも綺麗に取除きます。 冷却効果が全然違います。
あとは元に戻すだけ。
さて、緊張の電源ON
CrystalCPUIDを使ってみてみます。
左が換える前、右が置換後 赤丸部分がかわってます。

見事成功した模様です
しかし
MobileMeterでみてみると

何やら1.7GHzになったり600MHzになったり1.0GHzになったり安定しない。
これは不良品を掴まされたか?と思いきや…
調べてみるとPentiumMプロセッサーは省電力のためにクロック周波数が変化するとの事。
負荷をかけた時にだけ1.7GHzで動作するようです。
シリコングリスを塗り替えたせいもあって、50℃~60℃だったCPUの温度も50℃以下で安定。 動作も体感できるほどに速くなりました。
カクカクしていたHD規格の動画もサクサク
めでたしめでたし
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コメント
さとう
ペンティアムMの載ったノートPCはソケットでCPUを載せている物が多くて、換装できるものが多くて楽しいですね。
うちにも同時期のノートPCが有りましてFSB400MHzのIntel®910GMLなんですが、あっさりとペンティアムM740がFSB533MHzで動いてしまいました。安定して動いてますけど、謎の多いチップセットです。
2011/04/01 URL 編集
にしん目かたくちいわし
誠にござりますか((;゚Д゚) それはやってみると面白そうです。
どの辺のクロックまで動くかチキンレースになりそうですが、このPCがいらなくなったら挑戦してみようかな…
2011/04/01 URL 編集