ピント合わせに時間がかかって苦労していたので、ピント合わせの決定版、先日自作したBahtinov Mask(バーティノフマスク)の作成記とテスト結果です。

これを作ったBahtinovさんはどうやらロシア人らしいです。 カナダのケンドリック社から国際光器さん扱いで既製品が売られていますが、20cm用で¥6800とちと高いので自作することにしました。
先ずは
こちらのサイトよりC8用のPDFをダウンロードして印刷。
今記事を書いてて気づいたのですが、C8とR200SSでは焦点距離が違うけど大丈夫なのでしょうか?
こちらのサイトなら口径や焦点距離を入力すれば、任意のマスクをsvgファイルでダウンロードできます。
尚、svgファイルはFirefoxブラウザで印刷可能です。

印刷した紙を切り抜きます。

うむ、ここまでは楽勝

100円SHOPで買ったB4ファイル これなら大きさ・厚さ・強度ともOK

先程切り抜いた紙をあて線を書いて、ファイルをカットしていきます。
こりゃ随分と切り抜き甲斐があるな… カッターを握る手が痛くなるほど 休憩を挟んで全部くり貫くのに2時間位かかった。
2/26にテスト
鏡筒の先端部分に固定する部分を作り込んでいなかったので、セロテープでペタペタと。 パンチで穴を開けてボルト&ナットでもつければ、のせるだけでよさそうです。
マスクの光条が出る部分が斜鏡のスパイダーにかからないように注意。

えーとそれから、カメラの反対側にはペットボトル2本をガムテープで貼り付けました。 カメラをつけるとどうしても鏡筒の左右のバランスが悪くなり、オートガイド失敗につながります。 緊急に何かバランサーになるものを探してこの様な天文屋としてあるるまじき姿に。 でもこんな物でバランス取れたので結果オーライ。アバウト天体撮影
アルクトゥルスで試写 Focus Checkerで200%に拡大

左上隅 眼視でピントを合わせたもの。 その右隣 少しピントをズラしたもの。
何の事はない、最初の眼視合わせでピント来てた。 6枚目でマスクで言うところのジャスピンに。
7枚目、最後はマスクを外して試写。

うーん、どうなんだろう? ピントゲージで言うところの1ミリ以下までは、差がよくわからないと言ったところ。 自作カッティングの精度のせい?
でも客観的に判断できるのは凄くいいかも。時間短縮にはつながりそうです。
こういうのを考え出す人って凄いですね。 聞いてしまえば、あーなるほどって思いますけど、最初に思いつくのは並大抵じゃありません。
プリンターでOHPフィルムにマスクを印刷されてる方もいました。これなら簡単ですね。
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コメント
阪神ファンいっこう
私のは8cm用なので、3,300円でした。
横着して買っちゃいました。
注文しているフィルターが届いたら、私も実験です。
レポートしますね。
2011/03/01 URL 編集
にしん目かたくちいわし
やはり本物のレポートも知りたいですね。
宜しくお願いします。
kiss Dはライブビューがないので逐一試写が辛いです。
2011/03/01 URL 編集