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古代の丘に降る星

佐賀県の吉野ヶ里遺跡です。 弥生時代の日本最大級の環濠集落遺跡。
s-output_compyosino2b.jpg
Canon EOS kissD(改)  SIGMA 18-50 3.5-5.6DC  46mm  F5.6 ISO400
2011.01.22 1:20~1:51  20sec.×76file



恥ずかしながらこのかたくち、地元に住んでいながら中に入って見学した事がありません。

一度この復元された高床式倉庫や物見櫓、竪穴式住居と星を一緒に撮ってみたいと思っていました。

が、しかし……

畑や丘の何もない所だったのですが、現在は73haの広大な土地を整備して公園となっています。
広い… ディズニーランドが51ha(ディズニーシーまで合わせて100ha)
入場料を取る施設ですので、当然まわりを柵で蔽ってあって夜間は中を覗い知る事はできません。

大きな地図で見る
さらに環濠の廻りに張巡らされた逆茂木(さかもぎ)や板壁が鉄壁の守りを固めています。
もともと環濠集落は外敵の侵入を防ぐ目的だから当然と言えば当然。
俺は外敵か?(;´Д⊂)
真っ黒な防寒着に身を包み、三脚とカメラを抱えてウロウロ… かたくち完全に不審者です。

不法侵入で捕まりたくもないので、丘の上に見える主祭殿を遠くからズームで寄るだけで我慢です。
地元の人なら「あ、それならココの隙間から見えるよ」とか知ってると思うのですが…

1枚画像
s-IMG_6324B.jpg
プレアデス星団が沈んでいきます。 古代の人はこの星を何と呼んだのでしょうか? 昴の名称は平安時代から?
古代の人も同じ星空を見上げたのでしょうか? 光害のない物凄く美しい星空だったんでしょうね。
ロマンをくすぐられます。

広角だと
ss-IMG_6229b.jpg
流石に現代の家や電柱なんか入ったら興醒めだろう と思ってたのですが、これはこれでありかも。
比較明画像撮ればよかった。。。

邪馬台国九州説にのって、卑弥呼押しなのかと思ったら、地元はそんな感じではなく「卑弥呼の里」とかいう看板もなくていたって穏やか。数多くあった「クニ」の一つと考えられているようです。

私も実は「畿内説派」 色んな考えがあるから、わらないからこそ面白いのですが…


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コメント

daisy

No title
はじめまして。
吉野ヶ里遺跡ってこんなに民家の近くにあったんですね!知らなかったです。
不法侵入したくなる場所ってありますよね^^;
(幸い、近くにある古墳は出入り自由ですけど。)
夜にウロウロする、それだけで職質対象になりそうです^^;

にしん目かたくちいわし

Re: No title
>daisyさん はじめまして
写真の場所が一番遺跡と民家が近いところみたいです。
裏口を開けると遺跡とか、建物の下を環濠が通ってるとか、考えたら面白そうですよね。

撮影してて何度か職質受けたことありますよ。望遠鏡あると警察の方も「見せて!」ってなるので、
土星が出てる時なら「おおっ!すげー」と必ずなります。 あとヤンキーのお兄さん達とかも凄く童心にかえりますね(笑)
後でdaisyさんのブログにもお邪魔させてもらいます(^^)

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にしん目かたくちいわし

40になりました。福岡県産
2009年子供の時以来20年ぶりに天文趣味を復活
2010 12/6 blogスタート

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