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アイソン彗星(ISON C/2012 S1)の見え方

来年の話で恐縮ですが、2013年 天文現象でもっとも話題をさらいそうなのがアイソン彗星(ISON C/2012 S1)です。
2012y11m30d_172203357.jpg
(これは2011年のラブジョイ彗星です)

事前のふれこみでは「満月よりも明るく・・・」等ど噂されますが、-13等にもなるのはちょうど太陽に最も近づくあたりで、太陽に近すぎるために見る事ができません。

しかしその前後には金星ほどの明るさの大彗星がひょっとすると見れるかも知れません。

先ずはアイソン彗星の軌道 現在アイソン彗星は木星の外側の軌道上です。


東京での朝5:30毎日の見え方 2013 10/01から2014 2月まで (ステラナビゲータで作成 フルスクリーン推奨) 


恐らく2013年の初秋には我々の望遠鏡でも観測可能な光度になってくると思います。
この頃には夜明け前の東天にあります。

徐々に光度を上げながら、しかし高度を下げながら太陽に近づいていきます。

そして11月

2013 11/24 6:47 日の出直前の東天 光度0.0等
2013y11m24d_171256015.jpg

11/25 光度-0.6等
2013y11m25d_171224929.jpg

11/26 光度-1.5等
2013y11m26d_171213944.jpg

11/27 -2.7等
2013y11m27d_171158825.jpg

11/28 -5.0
2013y11m28d_171150460.jpg

11/29 近日点通過 太陽の裏を廻って今度は宵の東天に見えます。 日没直後 17:12 光度-6.6等!
2013y11m29d_170658809.jpg

11/30 太陽から離れていきますが、残念ながら地平線と水平方向に動いていきます。 光度-3.4等
2013y11m30d_170753707.jpg

12/01 -2.0等
2013y12m01d_170810024.jpg

12/02 -1.1等
2013y12m02d_170832380.jpg

12/03 -0.4等  
2013y12m03d_170836568.jpg
段々と夕方より再度明け方の東天のほうが観測しやすくなります。 12/5日には再び夜明け前の東天に見えそうです。

2014年の1月には光度は落ちますが、北極星に近づき一晩中観測できそうです。

11/29の近日点を挟んで大変な日々が続きそうです。 ぶっちゃけ北に行くほど条件は良くなります。ただ数分長く見れるというだけですが。。。 
東西の地平線が見えるような観測場所の確保が急務です。
でもまぁ、大体「マイナス等級の彗星が!」という時は、1~2等級いけば御の字です(^^;)
あとはお天気。 晴れてくれ!


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Advanced-GT赤道儀のオーバーホール(赤緯体のみ)

使用しているAdvanced-GT赤道儀の赤緯側の動きが最近どうも渋いので、オーバーホールすることにしました。
先日のバラ星雲の記事を書いていて「もう購入して4年経つのだな。そりゃ渋くもなるか」と改めて思いました。
購入直後は10分、15分の直焦点が平気で成功していたのに、最近はとんと歩留まりが悪いです。

分解・清掃はあくまでも自己責任で この記事の通りにやったら壊したぞ!って言われても知りません。

【必要なもの】
・ドライバー・六角レンチ等の工具
・パーツクリーナー(840ml缶半分も使いませんでした)
・グリス (どんな種類がいいのでしょうね)
・キッチンペーパー (いっぱい)
・カニ目 


先ず、赤緯の目盛環を固定している黒いネジをプライヤーなどで緩めて外します。

002IMAG0254.jpg
目盛環を外した状態。
小さなイモネジを六角レンチで緩めます。 反対側にもあるので赤緯体を回転させて緩めます。

カニ目を持ってくるの忘れました。
003IMAG0255.jpg
強い力で締まっているわけではないので、ハサミを突っ込んで回りました。

外した状態。結構グリスがついています。
004IMAG0242.jpg
プラ製の白いのと透明のの2枚シールリングがついています。 割らないように。

モーターを外します。 モーターカバーを外し、
005IMAG0244.jpg
赤緯モーターはこの2つの黒いネジで留めてあります。

モーターを外した状態。 かなり見覚えのある姿になりました(笑
006IMAG0247.jpg
先ずこの状態で、真鍮製のギアを手で動かし、硬さやギアの遊びの程度を覚えておいてください。
続いてウォームボックスを外します。 ウォームボックスはサイドの2つのネジと、

上からの2つ、計4つで留められています。
007IMAG0248.jpg
アリ溝を固定しているネジは、アリ溝の部分が赤緯体に蓋のような感じでとめられています。
最初は外さないほうが、このあとの赤緯体を抜き易いです。 後で外してもいいようにネジを緩めておけばいいと思います。

ウォームボックスが外れました。
008IMAG0249.jpg
グリスがベットリついています。

ウォームボックスまで外すと、赤緯体が上に抜ける状態になります。
009IMAG0251.jpg
寸分の隙間も無いほどガッチリハマッています。 無理に抜かずに、少し回しながら抜くと、ウソのようにスッポリ抜ける場所があります。
黒いグリスと非常に粘度の高いラードのような白いグリスがついています。 この白いグリスが硬そうです。

010IMAG0252.jpg
抜けました。

頭を外された赤道儀
011IMAG0258.jpg
赤緯体を外すとポタ赤状態となります。

上から見た状態。 こんな風になっていたのか。
012IMAG0257.jpg
ここの中もグリスベットリなので、赤緯体を外して清掃します。

013IMAG0259.jpg
本当はAとBも分解できる筈ですが、極軸の覗き穴部分が邪魔して外れません。 組立てられているのですから、どうにかして外れる筈ですが、覗き穴の黒い部分の外し方がわかりませんでした。 今回はこのまま清掃しました。

バラバラ事件発生中
014IMAG0260.jpg
手前に写っている透明の大きなシールリングも赤緯体の中に入っています。注意。

あとは各部分をパーツクリーナーを吹き付けては、乾く前にペーパータオルで拭くという作業を繰り返します。
細かい部分は不要な歯ブラシなどを利用して。
私は洗面台でやりましたが、後の掃除が大変です。 Ha,ha,ha・・・ 

手がデロデロでこの部分の写真がありません。 そして清掃後
015IMAG0261.jpg
こんなにきれいに。

そして新しいグリスをつけていきます。モリブデングリスにしました。
可動部はたっぷりと、その他は適宜増減して。 ここも写真がありません。手がグリスでデロデロやねん! こんな時に嫁がいれば・・・
ウォームギアなど、細かい部分は爪楊枝など利用するといいと思います。

※注意 グリスをつける前にウォームを填めないこと。 ガッチリ噛むと本当に外れなくなります。 そのくらい精巧に作ってあります。

外したのと逆の順序で組み立てていきます。
この状態まできたらギアの遊びを一旦調整します。
006IMAG0247.jpg
中央のイモネジ(押しネジ)とウォームボックスを留めている2つのネジ(引きネジ)で調整します。(2つのネジの締め付け量は均等に!)
遊びが少なく、かつ楽にギアが回る部分を探します。 すっごく動きが軽やかになりました。

モーターを取り付けたら、電源に繋いで、コントローラーからきちんと動くかどうかテストします。
赤緯ボタンを押しているのに動かない場合は、ウォームボックスを締め付け過ぎています。または外したDECケーブルを繋いでいないか(最初やってしまいドキッとしました)

はい、元通り。 2時間かからなかったです。
016IMAG0263.jpg
ホームポジションがズレていると思うので調整してあげます。
「utility」→「HOME POSITION」→「GO TO」 →あらぬ方向に向くと思います。
クランプを緩めずにコントローラーから本来のホームポジション位置まで動かします。
「utility」→「HOME POSITION」→「SET」  電源落として大丈夫です。

次電源投入してまた適当に動かしてHOME POSITION→GO TOすると、設定した位置まで戻ります。

以上。

いっぱい出したね/// ふぅ・・・
017IMAG0262.jpg
あ。CRCが出てますが、万一の時のためで使いませんでした。 普段のお手入れでも赤道儀に使用したらダメですよ。 グリスが溶けて流れ出てしまいます。

実際の撮影テストが楽しみです。


※追記:既にご存知の方は「何をいまさら」の話なのですが、私は今まで勘違いしていました。 
どうやら「クランプフリーで動かした際の重さは、実際の撮影(モーター駆動)には影響が無さそう」という事です。
上のほうの写真でAとBの部分がありますが、クランプフリーで動かす場合は、ウォームががっしり噛んでAとBが一緒に回ります。 微動ハンドルやモーターを使う場合(A-GTには微動ハンドルは無いですが)はAだけが回ります。 そうでないと、クランプフリーで動かした時に微動がグリグリ回ることになります。

つまり、モーターを制御して行う撮影の場合に、赤緯体の動きやすさに関連するのは、①AとB同士の摩擦と、②ウォームボックスの締め付けと遊びの量 に起因しそうです。

今回清掃してAとBの摩擦がかなり軽くなりました。デフォでついてたグリスが硬かったようです。

調べてみると、ウォームなどの高負荷部は下の住鉱のモリペースト300などのグリースを、その他の部分は信越化学のシリコーングリースG30シリーズ等が良いようです。(なかなかのお値段ですな)
まぁ結果は実際の撮影実験待ちです。

  

  



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ハッブルの変光星雲 NGC2261(Caldwell 46 )

いっかくじゅう座にあるハッブルの変光星雲(Hubble's Variable Nebula NGC2261 or Caldwell 46)です。
名前の由来はご想像通りハッブル宇宙望遠鏡の名前の由来でもある天文学者、エドウィン・ハッブル氏にちなむものです。  彗星ソックリです。


パロマー天文台の口径200インチ (5.08m) ヘール望遠鏡のファーストライトは、ハッブル氏によってこのNGC2261に向けられました。

この星雲は、いっかくじゅう座R星によって照らされています。なお、R星は直接見ることはできないそうです。
数年・数十年というスパンで撮影すると、確かに部分的に明るさが変わっているのがわかるそうです。
変光の理由の一説としては、いっかくじゅう座R星の近くの密集した塵の雲が周期的にR星からの光を妨げているから―となっています。


仮符号・別名  ハッブルの変光星雲、Caldwell46
星座  いっかくじゅう座
視等級 (V) 9.0
視直径 2'
分類  変光星雲(反射星雲)
赤経  06h 39m 10s
赤緯  +08° 45' 00"[1]
距離  2,500光年

トリミング前
s-8542_8543_C46B.jpg
2012.11.19 3:39~3:47 240sec×2 EOS kiss D(改) ISO 1600 RAW
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT kenko50mmFinder(改)ガイド鏡+Watec WAT-250D
Deep Sky Stacker  Adobe Photoshop CS5


やや強引な処理で、この付近の赤いモヤモヤを浮き上がらせることができました。
左上のほうにはコーン星雲から続く星の無い暗黒星雲もみられます。

コーン星雲との位置関係です Wikisky画像
2012y11m28d_150903695.jpg
縦構図なら800mm+APS-Cでコーン星雲と一緒に撮れそうです。
それも狙ってみたいです。


小学生の頃見た天体写真集には、パロマー天文台で撮られた写真が必ずといっていいほど載っていました。
こんな写真を撮ってみたい、こんな星雲を見てみたい、憧れだったですね。
今やデジタル機器の恩恵で、当時の天文台クラスの写真を我々アマチュアが撮ることが出来るようになりました。
いい時代になったものです。


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とも座の散開星団 NGC2477(Caldwell 71)

とも(艫)座にある散開星団NGC2477、カルドウェル天体では71番になります。


ノートリミングです。 視直径27分は満月よりひとまわり小さいだけなので、如何に大きな星団かわかります。
大きさや均整のとれたその姿から"全天一の散開星団のひとつ"とも呼ばれる非常に美しく見応え、写応えのある星団です。

ただし、赤緯-38°で撮影時の地平高度は16°、南中時はこの場所でも18°しか上がってきません。
場所が場所ならメシエ天体に間違いなく入っていたと思います。

星数は約300、年齢は700万歳?です。



NGC2477 とも座の散開星団
赤経 07h 52m 09.8s(2000.0)
赤緯 -38° 32′ 00″(2000.0)
距離 3600光年~6200光年(諸説あり)
視等級 5.8
視直径 27′
その他の符号 Caldwell 71

今回は3分露出1枚のRAWファイルをダークもフラットも引かず、UFRawでそのまま現像してみました。
右下隅にアンプノイズが見られますが、気温も1℃くらいだったのでなかなかの写りです。

それと昨日のNGC1097の後に撮ったのですが、子午線をまたいだために、PHD Guidingのキャリブレーションをやり直すことになったのですが、赤緯側の動きがどうしても渋くてキャリブーレションがなかなか成功せずに1時間も費やしてしまいました。 それで赤道儀のオーバーホールを決心しました。
そのあたりは次回の講釈で。


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ろ座の棒渦巻き銀河 NGC1097(Caldwell 67)

ろ(炉)座に位置する棒渦巻き銀河のNGC1097です。 カルドウェル天体の67番でもあります。
南天の見晴らしの良い亀石峠に来たので、南天低い対象を狙いました。


調べてみると我々から4500万光年離れたこのNGC1097は、中心に大質量ブラックホール持つセイファート(非常に活発な)銀河で、早い段階から宇宙ジェットが観測されたようです。 どうやらこのあたりがカルドウェルさんがリスト入りさせた理由かも知れませんね。

またこの宇宙ジェットは近傍の矮小銀河を飲み込んだ残骸であるようです。
銀河のディスクを時計の文字盤に例えると、1時か2時のほうに小さな13等級の伴銀河が写っています。これはNGC1097Aと呼ばれ、本体から42000光年離れた場所に位置しています。
数億年後にはこの1097Aも本体に取り込まれていくでしょう。

またこれまでにSN 1992bd、SN 1999eu、SN 2003Bと、いくつか超新星が発見されています。



NGC1097 ろ座の系外銀河(SB bSy1)
赤経 02h 46m 19.0s
赤緯 -30° 16′ 30″
距離 4500万光年
視直径 9′.3 × 6′.3
視等級 10.2
その他の符号 ESO 416- G 20, PGC 10488, Arp 77, Caldwell 67


トリミング前
s-8758_8761_n1097C67B.jpg
2012.11.19 1:52~2:05 180sec×4 EOS kiss DN ISO 1600 RAW
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT kenko50mmFinder(改)ガイド鏡+Watec WAT-250D
Deep Sky Stacker  Adobe Photoshop CS5


ちょっとガイド星の関係で写野の中心を外しました。
我々の住む天の川銀河も棒渦巻き銀河のようですが、この様な形をしているのでしょうかね。

天の川銀河の中心にあるブラックホールの質量は太陽の数百万倍ですが、このNGC1097の中心のブラックホールは1億倍といわれているそうです。  
星でも何でも飲み込んでしまうのでしょうねぇ。 くわばらくわばら


ちなみにスピッツァー赤外線宇宙望遠鏡が捉えた画像はこちら
2012y11m26d_180416111.jpg



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R64フィルターでの星野写真

昨日の記事の手作りステップダウンリング+R64フィルターを使用した星野写真です。



以前にも書きましたが、光害対策用のLPS-P2-FFフィルターを広角レンズで使用すると、写野隅では斜めに光が通過するために、中心部と周辺部で光路長の違いが生まれ、干渉縞のようなものがムラとなってあらわれてしまいます。
顕著な例(中央部と周辺部で、バックの色や濃度が違う)
s-futaBok.jpg
そこでLPS-P2の代わりにR64フィルターが使用されます。
ただし、そのままでは以下のように真っ赤になりますのでこれをモノクロ化後にL成分画像として、フィルター無しのノーマル画像と合成します。
s-CRW_8515.jpg

ノーマル画像
s-CRW_8514.jpg


ISO感度は両者とも800、露出も同じ5分とし、フィルター無しはF値を5.6に、R64フィルターのほうはF値を3.5としました。
・フィルターによるケラレの影響が隅に少し見られます。
・R64フィルターを使うとピント位置が変わります。 フィルター有りのほうはピントがまだ合っていませんね。
・フィルター有りのほうの下方に薄雲のようなものが見られます。この日は途中から薄雲がかかってしまいました。
・合成後、一番上の写真は強調処理してフラットエイドにかけました。 ナチュラル感を出すためにフラットエイド適用前画像と50%で合成しました。
・彩度を強調し過ぎて、星の色が黄色になってしまいました。
・もう少しバックは締めたほうが良いでしょうか。

ピントやF値、露出時間の問題などありますが、効果のほどはどうでしょうか。
LPS-P2のほうが赤い星雲のコントラストは良いとは思いますが、ムラになるよりは良いでしょうか。

近々またやってみます。


※追記
R64フィルター透過曲線
kenko-r64.jpg

EOS5D ローパス透過曲線
imagesCAYBHG2T.jpg

R1フィルター透過曲線
e3afd66f.jpg


 



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カノープスとやらかし弐号現る!

11/19 天ヶ瀬の亀石峠に再び行ってきました。 まもなく雪が降ると私の車と運転技術ではここにたどり着けないだろうとの思いからです。

目標のひとつはカノープスと、一体どこまでこの場所で写るのか?のテスト。
ところが地平線付近は雲に覆われています。 その雲の上にカノープスが出ています。
この場所でのカノープスの南中高度は地平線より4.2°もあります。
ふたご座のカストルとポルックスがこの位離れています。

いつもお世話になっているまるこうさんが我孫子市から撮られた奇跡的な写真に比べたら屁のようなものでお恥ずかしい。

辺りは真っ暗で、眼下は何がモヤモヤしているのかわかりませんでした。 写真を見てビックリ、雲海が発生していたようです。小国の町灯りを反射して、南側が妙に明るかったです。

1枚もの 色がバラバラですみません。
s-CRW_8438.jpg
流石は全天でシリウスに次いで明るい恒星、この高度になるとプロキオンの次くらいには明るく見えました。
結局地平線近くの雲は切れることはありませんでしたので、どこまで写るのかのテストはできませんでした。

まるこうさんが前回の撮影でウェイトを忘れる事件があったので、やらかしを連鎖させない様に何度も携行品をチェックしました。 忘れ物ナシ!

赤道儀を組み立て、極軸を合わせて赤道儀をバッテリーに・・・ おおっ! バッテリーは持ってきているけどヒューズボックスを忘れた! これの
s-IMAG0238.jpg

この部分です
s-IMAG0241.jpg
充電する時や運ぶ時ににヒューズが飛ぶ事があるので(電極をバチッとショートさせてしまう)外しているのですが、まさかこんな罠が潜んでいるとは。
2台バッテリーあって2台ともヒューズボックス忘れた(´・ω・`) 流石に1時間半かけて来ているので取りには戻れません。

仕方無い、ガムテかビニテで直結するか― あ。ガムテもビニテも忘れた(´;ω;`)

やらかし弐号 見参!!

急遽現場で直結作業を暗い中で行いました。


この日はもう一つテスト R64フィルターを使った星野写真です。
できればzenitar16mmで撮りたいなと。 zenitarのフィルター径60mmですが、所有するR64フィルターは52mm径。 全くダメかと思いきやAPS-Cなら殆どケラレないのでは?  でも60mm-52mmというステップダウンリングが無さそうです。

無いものは作る(`・ω・´) zenitarのフードを作ったクロレッツボトル。底を切り、
t-IMAG0225.jpg
中央部分を52mmの円形に切ってフィルターを嵌める
t-IMAG0226.jpg
レンズにフィットするように内側にフェルトを貼って、黒く塗装しておK(写真ないです)

雑な作りになりましたが、テストならいいでしょう。 テスト結果はまた今度。


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4年間のバラ星雲

思えば「天文趣味を復活させよう!」と考えたのが2009年6月くらい。 機材揃えたり、なんやらかんやらで撮影が何とか形になりだしたのがその年の秋も終わりになる頃。
この時はデジカメまで買えずに銀塩で練習していました。 

2009/11/20に撮影したバラ星雲

2009.11.20 4:22~4:27 300sec. FUJI SuperPremium400
Vixen R200SS COSINA CT1-EX   Celestron Advanced-GT

そりゃもう写っただけで大感動。 今で言うフルサイズなので広い範囲が写っていますね。
赤道儀や鏡筒は今と変わっていないのですよ。


それから約1年後 日付は年明けの2011/1/14になっていますが、2010年位の写真ということで。
古い改造kissデジを手に入れてその写りにビックリです。
xs-Capture_00020_21con.jpg
2011.01.14 2:40~ 180sec.×2  Canon EOS kiss D(改)  LPS-P2FF  ISO1600
Vixen R200SS Celestron Advanced-GT Qcam S7500+GuideMaster

「とにかく赤い星雲はとことん赤くしたいんじゃ~」 という初心者丸出しの処理。 誰もが通る道なのではないでしょうか。この頃はフラット処理もしていませんね。


それからさらに1年、「やっぱり赤過ぎるのは初心者っぽいよね」という逆のベクトルが働きます。
xs-rosette1026B.jpg
2011.10.26 4:24~4:34 3min.×3 EOS kiss D(改) ISO 1600 RAW 
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT Mizar GT-68(f=600mm)+Qcam S7500+GuideMaster
Deep Sky Stacker  Adobe Photoshop CS 

ノイズ処理に一定の進歩のようなものが見られます。 でもそれまでですね。 処理しすぎて輝星なんて飽和しきっています。


そしてまた1年、先日お伝えしたのがこの写真
s-NGC2244_2.jpg
2012.11.16 3:34~4:04 上側4分×2枚コンポ 下側4分×4枚コンポ EOS kiss D(改) ISO 1600 LPS-P2
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT kenko50mmFinder(改)ガイド鏡+Watec WAT-250D
Deep Sky Stacker  Adobe Photoshop CS5
 

ノイズももちろん、星の美しさや星雲の階調の豊かさにも気を配れるようにやっとなりました。
まだまだ改善の余地を沢山残していますが、本当に少しずつ上手くなっているようです。
CameraRaw6のノイズ低減処理を手に入れたのも大きいですね。
撮影機材は同じで処理一つでここまで変わるものかと驚くほどです。

「えっ?進歩遅くね?(゜д゜)」と思われるかと思いますが、そうなんです。遅いですね。
皆さんに「おおっ、これは素晴らしい」と思っていただけるような写真が撮れるのは、一体いつの日になることやら。


  
↑CameraRaw6はLightroomでも使えるのでしたっけ?


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ハーゲンローザー彗星(P/Hergenrother 168P), リニア彗星(P/Liner P/2003 O2)

バラ星雲と同じ日に撮影したハーゲンローザー彗星(P/Hergenrother 168P)です。
とても小さいですが左側に伸びる尾のようなものが確認できます。
ss-8466_8469_168PB-FL2.jpg
2012.11.16 2:41~2:49 120sec×4 EOS kiss D(改) ISO 1600 LPS-P2
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT kenko50mmFinder(改)ガイド鏡+Watec WAT-250D
Deep Sky Stacker  Adobe Photoshop CS5


ステラナビのマッピング機能でも同定できました。
2012y11m17d_125939903.jpg
この撮影時、ハーゲンローザー彗星はアンドロメダ座にあって、光度10.3等、地平高度16~17°付近にあり、撮影地では一番光害の酷い方位にあったので、写るかどうか不安でしたが、なんとか捉えることができました。

トリミング前はこちら。 (中央左1/3付近)
s-8466_8469_168PB-FL2.jpg
因みに眼視も挑戦してみたのですが、影も形もわかりませんでした。



この日はもう一つ、リニア彗星(P/Liner P/2003 O2)も撮ってみました。 が・・・
s-8470_8474_2012K5B.jpg
2012.11.16 3:01~3:11 120sec×4 EOS kiss D(改) ISO 1600 LPS-P2
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT kenko50mmFinder(改)ガイド鏡+Watec WAT-250D
Deep Sky Stacker  Adobe Photoshop CS5

それらしきものは写っていません。

2012y11m20d_122055397.jpg
マッピングも成功、別に写野を外したわけでもなさそうです。
ステラナビによるとこの日の光度は10.2等、地平高度は約60°、地心距離は1.722AUです。

赤い円の中なのですが。。。
ss-8470_8474_2003o2B.jpg
光度から写るだろうとタカをくくっていましたが、もう少し露出を長くすればよかったですね。

「リニア(ライナー)Linerさん発見の彗星って多いなぁ。 どんな凄腕の人なんやろ?」と思っていたら、
『リンカーン地球近傍小惑星探査 (LIncoln Near-Earth Asteroid Research: LINEAR) は、アメリカ空軍、アメリカ航空宇宙局 (NASA)、およびマサチューセッツ工科大学のリンカーン研究所が共同で運営している、地球近傍小惑星の組織的な発見と追跡のためのプロジェクト。1998年以降に発見された小惑星のほとんどがLINEARによるものである。 2004年10月21日までに、リモートテレスコープによって少なくとも1622個の地球近傍小惑星や142個の彗星を含む21万1849個の新しい天体を検出した。』―Wikiより
だって。勉強不足でした。

その他の掃天プロジェクト

・地球近傍小惑星追跡 - Near Earth Asteroid Tracking、NEAT、ニート。アメリカのジェット推進研究所。1995年12月から2005年7月までに3個の短周期彗星を含む45個以上の彗星を発見。

・SOHO - Solar and Heliospheric Observatory、ソーホー。太陽観測衛星。1996年1月から2006年8月までに1,000個以上の彗星を発見。

・ローウェル天文台地球近傍天体捜索 - Lowell Observatory Near-Earth-Object Search、LONEOS、ロニオスまたはロネオス。アメリカのローウェル天文台。1997年12月から2005年7月までに短周期彗星2個を含む15個の彗星を発見。

・カタリナ・スカイサーベイ - Catalina Sky Survey、Catalina、カタリナ。アメリカのアリゾナ大学月惑星研究所。1999年から2005年7月までに14個の彗星を発見。

ニートも大活躍ってか。


『1990年代後半になると、LINEAR や NEAT などといった地球近傍小惑星の強力な自動捜索プロジェクトが相次いで始動し、冷却CCDカメラによって18等や20等などといった極めて暗い彗星が根こそぎ発見されるようになったのである。北半球で太陽から比較的離れた区域の空は自動捜索プロジェクトによってほとんどの彗星が発見されるようになり、アマチュア天文家などが彗星を発見することは非常に困難になった。』


なかなか夢のない世の中になってきましたね。 映画「アルマゲドン」のように、いきなり地球のすぐ側で天体が発見されるような心配はしなくて良さそうです(笑


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結露して 諦め帰った 薔薇星雲 NGC2244(Caldwell50) 2237-9(Caldwell49)

しし座流星群を撮りながら写したバラ星雲です。

2012.11.16 3:34~4:04 上側4分×2枚コンポ 下側4分×4枚コンポ EOS kiss D(改) ISO 1600 LPS-P2
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT kenko50mmFinder(改)ガイド鏡+Watec WAT-250D
Deep Sky Stacker  Adobe Photoshop CS5
 

カルドウェルの49がバラ星雲本体、50が中央の散開星団NGC2244のようですね。

解説には「バラ星雲はいっかくじゅう座にあり、NGC 2237とも呼ばれている。
ベテルギウス(オリオン座α星)とプロキオン(こいぬ座α星)の線分上にある。
バラ星雲から誕生したバラ星雲の中にある散開星団NGC 2244 に照らされている散光星雲である。
それはあたかも赤い大きなバラが夜空に咲いたような美しい形をしていることからこの名がついた。

バラ星雲は地球から5,000光年ほど離れたところにある。
その直径は130光年にも及び、豊富な星間ガスによって多数の恒星が誕生している。
散開星団NGC 2244はバラ星雲から誕生した散開星団である。
NGC 2238、NGC 2239はそれぞれバラ星雲の延長線上のバラ星雲と同一散光星雲である。」
とあります。




1枚ではとても入りきれないので、モザイクしたかったのです。
本当は4枚コンポ×4コマモザイクしたかったのですが、
2012y11m17d_123631119.jpg
ご覧の通り徐々に星雲が消えていきます。

最初薄雲でもかかったのか?と思いましたが、この日は夜露が凄くてフードをしていたにもかかわらず、斜鏡が徐々に曇ってしまったのでした。 フードしていて曇ったのは初めてですね。

デジタルの温湿度計は湿度95%以上を示すエラー表示が出ていました。
パソコンもビショビショで・・・怖い!

ティッシュふきふきも考えましたが、どうせ直ぐなってしまうのは明白だったので諦めて撤収しました。
右側も撮りたかったですね。


結露画像を除いて、写真の上側が2枚コンポ、下側が4枚のコンポになりました。
一応結露画像もコンポしてみたのですが、
2枚コンポ ピクセル等倍
2012y11m17d_161526366.jpg

4枚コンポ 同じ部分
2012y11m17d_161534841.jpg
粒状性は4枚のほうがいいのですが、星雲の写りは結露画像を含まない2枚画像が上です。
強調処理をしても同じ結果でした。 今回はモザイクで上下の写りを合わせる必要もあったので、2枚コンポ画像を選択です。

今回のモザイクはPhotomergeで決まりました。
s-NGC2244_2.jpg


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2009年子供の時以来20年ぶりに天文趣味を復活
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