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X2青いフィルター外し
X2改造の続き(まだやっているのか)です。
CMOS前の青いフィルターを除去せねば目的のHα輝線の写りが向上しないのは確定的になったので、除去するといたしましょう。 またバラします。

青いフィルターは黒い枠に接着剤でベッタリとつけられています。
薄~いガラスです。 どう見ても無傷で取れる気がしません。
しかし手先が器用だと自負する私は何としてでも無傷で取ってみせるんじゃい!!
カッターの刃を慎重に何度もいれていきます。 ガラスが浮き上がりもう少しで除去できるというその時、

ヒビが入りましたorz
もう貴様には用は無い。 叩き割ってくれるわ

ふん、所詮戯れ事よ。
あ。しまった。割らずにサイズを測れば良かったorz

多分 27.0mm×19.2mm 厚さ0.58mm だと思います。 顕微鏡で使用する
スライドガラスは厚さ1.2mmのようですね。 前面の透明UV/IRカットフィルター込みで同じ位の厚さになるのかな?
ガラスの粉が出てしまったので、枠を流水で洗い乾燥させてから組み戻します。

無事起動したと思いきや、シャッターを切ると、高速シャッターを何度も切ってしまいます。
もう一度カバーを取るとフレキの1つをつけ忘れています。
次は-「SDカードがフォーマットされていません」のエラーメッセージ。
フォーマットしようとすると「フォーマットできません」と出て撮影できません。
ノーマルのX2でフォーマット済のカードを入れても同じメッセージ。
もう一度バラします(3回目)
ひとつフレキが斜めに入っている気がします。
修正しますがエラーはそのままです。
ガーンΣ(゚д゚lll)もしかして壊した・・・
このブログに「
結局壊しちゃいましたテヘペロ:-P」とは書きたくない、書きたくないでござるよwww
冷静に、冷静に。 慣れが出てきて雑になっています。 もう一度全部バラし(4回目)・・・
ギャ~Σ(|||▽||| )ネジをナメた~wwww
まぁそんななんやかんやで悪戦苦闘したのですが何とか改造は成功。 次もう一度バラすとやばいかも知れません。
こんな不器用な私でも改造できますので皆さんもいかが?( ´・ω・`)
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2×テレプラス使用の環状星雲M57
さて、続いての目標は
こちらで購入していたkenkoテレプラスのテスト。
事前の室内テストでEFレンズやSIGMAのDCレンズをつけて動作するので、てっきりそのまま動作するものと思っていました。
ところがいざ望遠鏡に取り付けてシャッター切ると-
(画像は後から撮ったものです)
ありゃま。
何の疑いもなく接点を拭き拭き。 もう一度撮影を試みますがダメです。
「あちゃー この型のテレプラスじゃダメだったかな? オクで売るしかないかな?」と思ったのですが、
「あ~そうそう、シグマの旧型ROMレンズと一緒か」と思い直し

テレプラスの赤丸の部分の接点3つをテープで絶縁、無事動作させる事ができました。
こと座のヴェガでバーティノフマスクでピントを合わせたあと試写。

良かごたっです。
となると、最初の撮影目標は同じくこと座のM57 環状星雲。 皆様ご存知の通り小さいです。
テレプラス×2倍で、焦点距離1600mm F8
2013.5.03 3:01~3:10 EOS kiss X2 120sec×4枚 ISO 1600 RAW LPS-P2 FF kenko C-AF 2× TELEPULS MC7使用(f=1600mm F=8)
Vixen R200SS Celestron Advanced-GT kenko50mmFinder(改)ガイド鏡+Watec WAT-250D
Deep Sky Stacker Adobe Photoshop CS5 FlatAide中央に持ってこようかとも思いましたが、収差がどの程度出るのかも見たかったので端のほうにしました。
まま、いい感じじゃないでしょうか。収差もそこまで気になりません。う~ん何故でしょう。
ノーマルデジのせいか青優勢です。
こちらは2011年の6月にテレプラス無しの800mmで撮影したM57です。
2011.6.29 時刻不詳 60sec.×2 120sec.×4 Canon EOS kiss D(改) ISO800 LPS-P2 FF
Vixen R200-SS Celestron Advanced-GT Mizar GT-68+Qcam S7500+GuideMaster
Deep Sky Stacker Adobe Photoshop CSやはり大きさはかなり差がありますね。
テレプラス使用 トリミング

テレプラス未使用 トリミング

カメラも違い、画像処理も違うので単純に比較出来ないのですが、テレプラスを入れて大きくしても、ガイド精度が追いつかなくて流すようなら本末転倒ですね。 特に今はファインダー改造の焦点距離250mm位のガイド鏡を使用しているのでなおさらです。
まぁでもこれで色々撮っていこうかと思っています。
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X2改造 その3
先日からグダグダやっているEOS kiss X2の改造問題です。
・
⇒記事第一回・
⇒記事第二回要点を纏めると、kiss X2のCMOS前に装着されているフィルターは2枚構成で、前面(透明)と後面(青色)があり、どっちがどんな役割してて天体撮影用に赤い星雲を光らせているHα輝線を撮影するにはどうするのが最適なんだろうね。って事です。
まるこう氏の情報で前面の透明のフィルターはUV-IRカットフィルターである事が判明しましたが、私はこの前面フィルターもHα輝線を僅かながらカットしているのでは?と妄想し、前回カメラレンズで撮影したけどよく分からなかったよー
ってところまでいっていました。
いよいよ決着の時がきました。
R200SSの直焦点でM20三裂星雲・M21付近を撮り比べてみます。 輝線星雲と反射星雲のコンビでテストにはおあつらえ向き。 ノーマル機と前面の透明ローパスフィルタ(LPF)を外したものをそれぞれ2枚ずつ撮影しました。
先ずはノーマル機 LPS-P2 FFつき ISO1600 露出3分 JPEG未処理撮って出し

ふむふむ。次は・・・
+ Read More
X2 IR改造 その2
「改造成功! これで赤外線撮影が捗るぞ~・・・・・・ せ、赤外線?」 んなアホな。(そう、タイトルは間違いじゃなかった(笑)
天文衛星じゃないつーの。 しかも淡~い656nmのHα輝線を撮りたいのに、ブルーエンハンサーのようなフィルターをつけたままにせにゃならんのだ-と。
リモコン関係ないし(笑
関係ないけど参考までに 左からノーマルX2、今回のLPF除去X2、瀬尾さん改造のkiss D

面白い(*゚▽゚*)
フィルターをなるべく外したくないのには理由がありました。
所有しているマニュアルレンズ群を星野写真でも使ってあげたかったのです。それとノーマルで撮る天の川の色が好き(*´ω`*)
LPS-P2 FFを使用すれば、ピント位置がかなり手前側に来るので問題ないのですが、
広角では使いたくないなぁフィルターを2枚外すと無限遠が出なくなる⇒1.同じ厚さのクリアフィルターを入れるか、2.カメラのCMOSをフィルター分前に出すか
1.はゴーストの原因にもなるし、そして簡単に同じ厚さ、適度な大きさのフィルターが手に入るのか?
2.はX2ではちょっと問題がありまして・・・
前機種Xまでは、ミラーBOX内の丸い穴に0.3mmの六角レンチを入れてAF位置を微調整できました。(写真はNの)

これがX2は廃止されてます。(X3以降はまるこうさん仰る通り変な形のネジでCMOSの高さ調整できます)
X2でCMOSの高さを調整するにはそれを固定しているシムの高さを変える必要があります。
ところがこれがまた問題で、3つあるシムの高さがそれぞれ違うらしくて難易度UP。(レレレの星おじさんのページ ttp://shinshu-no5.cocolog-nifty.com/mk53/2009/11/kiss-x2-2a06.html)
んじゃ改造はXに限るのか?でもライブビューは捨てがたい。んじゃX3以降? 聞くところによるとノイズの量はX<X2<X3 だとか・・・ センサーサイズは同じなのに画素数だけ増えたらやっぱりそんなものなのでしょうか。
まぁともかくそんな事をゴチャゴチャ考えていたらいつの間にか目的と手段があべこべになっていたのですな。(←言い訳Mayby)
そんな事はどーでもよろしいのですが「Ha,Ha,Ha やっぱ外すのは青だったか、青がHαを通りにくくしてるんだな。今度は改造に1時間もかかるまい」と裏蓋を外したところでドライバーを持つ手が止まりました。
「あれ?そしたら前の透明なフィルターは赤外線をカット? それならショップの改造デジはなぜ青を取って同じ厚みのものを入れ、透明を残さない? ゴースト対策? もしかしてHαを通りにくくしてるのは両方? よく見るデジカメのローパスの透過曲線って・・・ もしそれが正しければ透明だけを取ればノーマルよりHαが若干写りやすくカラーバランスも崩れないのが出来るのでは?」というのが頭を過ぎりました。
うーん、間違ってるかも知れないけど(多分そうする人が居ないのだから間違い)、青いの外す前に実験したい- そんな衝動にふとかられたわけです。
で、一昨日。 晴れたけど満月前の月が煌々と。 夏の大三角とアンタレスしか見えないorz
200mm位でM8、M20あたりを撮りたいのですが、何処撮ってるんだか(^_^;)
長時間露出は真っ白になるし、仕方無いので50mmで固定撮影、同じレンズ、同じF値、同じWB、ISO1600、30秒露出、LPS-P2有り、ピクセル等倍切り抜き

下の矢印がM8、変わらないくらいかノーマルのほうが写っているような気もする。 ところが上の矢印M20付近。 全く写っていないノーマルに比べ、LPF除去のほうは少し形がわかるくらい写っているよーな・・・ムラのよーな。
ちょっとこれだけじゃ分からないですね。 また月が無い晩にでもやってみます。
今度は直焦点で、もっと露出をかけて。 でもこの感じだと有意な差は無さそうですね(^_^;)
それと透明のだけを外した段階で、やはりピントが誤魔化せないほどズレました。どうせ合わないなら2枚とも取り払ったほうが良さそうですね。
何かいっぱい色々書きましたが、間違いを書いているところがあれば教えてくださいね。
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X2 IR改造
まずは良い子のおさらい。
デジ一のCMOS前面に装着されるフィルタの機能には、
・モアレ低減のためのローパスフィルター効果
・赤外線を除去するIRカットフィルター効果
・赤カブリを補正する色補正フィルター効果
などを持たせる必要があります。 初代のEOS kiss digitalはそれらの機能を1枚に集約していたのですが、次のDNからは(Xかな?)透明のと青いのの2枚になりました。
青いフィルターが色補正機能をもつのは明らかですが、情報が錯綜しているのがどちらにIRカット効果があるのか?というものです。 「透明のほう」、「青いほう」の両方の記事が見られます。
「青い色補正フィルタは外さなければよかった」という記事も散見されるので悩ましいです。
以上をふまえて、ふぅ、やるか…

改造の詳細は今や色んなところで諸先輩方が述べてあるので割愛
外装のネジ12本と裏面を外し

フレキのコネクタ こちらも12ヶ箇所くらい 全く面倒くせーなぁ。

基盤を外し

CMOSユニッ… ここのネジを外すのに大苦戦。 ファインダー周りのカバーが邪魔してドライバーが垂直に入りません。 あぁネジをナメそう。 全部のカバーを取るのも面倒。 お主、いつもいつも予の邪魔ばかりしおって

結局このネジを外すだけで30分。
今度こそCMOSユニットが外れました。

右の透明なのがローパスフィルタ(LPF)。ダストクリーニング機能の電極フレキが出ています。 左のCMOSの上に青い補正フィルタがのっています。 IRをカットしているのはどっち?

スマホのカメラとリモコンで確認します。 ご存知の方も多いとは多いかと思いますが、携帯電話等のカメラにはコスト削減の為かIRカットフィルタが装着されていません。 赤カブリ等の補正はソフトウェア側で行っているのだと思います。 赤外線を出しているリモコンの送信部をカメラに向けてボタンを押します。

信号は素早く明滅しているので何枚も連写して確認しました。 ご覧の通り透明のフィルタにIRカット効果があるようです。
ということで透明のLPFを機構ごと取り払い、青いフィルターには手をつけず組み戻しました。

起動も問題無し。 先輩方のおかげで改造自体は簡単でした。
ノーマルのX2と間違わないように「LPF除去」のシールを貼りました(カッコ悪いけど)

このカメラで先程のリモコンを撮影してみます。 スマホのカメラと同じように写りました。 色補正もされてホワイトバランスもデフォのままでOKです。

改造成功。 めでたし、めでたし。
と思ったのも束の間、「何か勘違いしているのではないか?」という疑念が頭をよぎりました。
そのあたりは次回の記事で。
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ピント合わせに OHPフィルムにバーティノフパターン
まるこうさんの記事にならって、私もOHPフィルムにカメラレンズ用のバーティノフパターンを印刷することにしました。
私の使っているCANONのプリンターはOHPフィルム印刷には対応していませんが、amazonのレビューで評判の良かった
エーワン(A-one) OHPフィルム インクジェットプリンタ用 A4判 ノーカット 10枚
を購入してやってみました。

「裏表どちらでも印刷できる両面塗工タイプ」
OHPフィルムで両面に印刷する必要性というものが気になって仕方ないのですが、そんなことはどーでもよろしい。
astrojargonのBahtinov Focusing Mask Generatorでじゃんじゃんバーティノフマスクを作って印刷します。
パラメータは上3つだけでいいのではないでしょうか。下のAdvanced parametersはよくわかんないし。
左上から焦点距離300mm、200、135・・・ 下は50mmなど ダマになったり滲んだりせずキレイに印刷できました。
尚、前にも書きましたが、生成される.svgファイルはFireFoxを使うと大きさも変わらず印刷できます。

ご覧の通り焦点距離が短くなるほどパターンが小さくなります。 レンズのF値にもよるでしょうが、fが短いものにはピント合わせの実行上難しそうです。
そしてここもまるこう氏のマネ 工作紙

フィルムを交換できるようにしました。

これで客観的な判断ができるのがいいですね。
星空つづりさんが配布されている
ピント追い込み支援ソフト AssistFocusなどもいいかも。
あとX2以降のリモートライブビューでPCを見ながら合わせる際は、
この記事も参考に。
で、OHPフィルムをチョキチョキしたこの残骸・・・

ん!? この感じ・・・ まさか-
(ここから暫しオタクカメラ画像をお楽しみください)
アレに似てる! チョキチョキ

レンズの最後面に両面テープで貼り付け

その似ている物とは!

Leeのポリエステルソフトフィルターに似ています。

見た感じLeeのNo,5より効果は強そうです。
では早速試写 LeeのNo,5

A-one OHPフィルム

やはり少し強め。 No,6ってところかな?
使いどころあるでしょうか? 先日のコップ座みたいな寂しいところにはいいかも。
今度テストしてみます。
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X2×2 ×1.5&×2
誰もツッコんでくれないのですが、密かにEOS kiss DNからX2になりました。

しかも2台 ライブビュー便利すぎwww

1台はジャンク品(半押しが効かない・あちこちテープやスレが有る)との事で6000円だったのですが、到着して見てみると少し繊細ですが半押しも効くし、テープ跡は綺麗にして通常の中古品状態になりました。
1台はフィルターを外して赤外線仕様に、もう1台はノーマルのまま使う予定です。
CMOS前のフィルターは、モアレなどを低減するローパスフィルター1枚と、IRカット&色補正の青いファイルター1枚の2枚構成でおk?でしょうか。
2枚とも外すとなると、スペーサーでも入れなければカメラレンズで無限遠が来なくなるのでしょうか。 そのあたりがイマイチわかりません。
そして困った事がもうひとつ。 LPS-P2 FFフィルターです。
今まで使用していた瀬尾さん改造の初代kiss DとDN以降はEF-Sの窪みの形状がやや違い、FFフィルターをそのまま流用することができません。 ↓初代kiss D

↓この4つの出っ張り部分などでX2に入りません。 高いし簡単に買えませんわ。

そう言えばいっこうさんが前「削って入れた方がいましたよ」と仰っていたので、削る削るガリガリ削る。

入った。 無問題アルよ( `ハ´)
そしてもう一つポチったもの kenkoのテレプラス 1.5倍と2倍
これもいっこうさんが「2倍買って試してみて」とのリクエスト。2倍だけじゃ不安なので両方。

旧型品ですが、AFも動作するようです。 どのみち望遠鏡で使うのですが。
こんな感じになります。

これで焦点距離が1.5倍テレコン使用で1200mm(35mm版換算1920mm)、2倍テレコン使用で1600mm(同2560mm)となります。

ガイドが成功するかわかりませんけど・・・(^_^;)
もし成功したら、今まで撮らなかった小さな惑星状星雲でも撮ろうかと思っています。

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プリントしてみた
今までほとんど自分の撮った写真をプリントアウトしたことがなかったのですが、なんとなく思いつきでやってみました。

プリンタはCANONの家庭用複合機PIXUS MP600です。 A4サイズまでしか対応しておらず、汎用モデルですがそこそこいい感じにプリントできました。
Photoshopから色の管理をして、プリンタ側での色補正は行わないようにしましたが、でもやっぱりモニタで見ている色と違いますね。今回は画像の方を弄って合わせました。
紙はいい紙を使ったほうがいいですね。
あと印刷直後と「色が落ち着く」状態になった後ではまた違いますね。
前やまねももんがさんに紹介していただいた
「カラーマネージメントの本―仕事で役立つ色あわせの理論と実践マニュアル」
が最初のほうだけ読んで積ん読状態になっています。
勉強しないと・・・(´ε`;)
やはり見栄えのする天体を最初にプリントするものなのでしょうね。 最初にカメラを向けた天体たちを最初にプリントするって面白いです。
いや~でも大きくプリントするとアラが目立ちますね。
100均でパネルを買ってきて飾ってます。 明るい色の星景写真には白の枠がマッチしますよ。
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Leeディフュージョンフィルターのテスト zenitar16mm魚眼の場合 その1
3/6の晩に晴れたので行ってきました。
その日昼間は暖かく、夜も3℃位までしか下がりませんでしたので過ごしやすかったのですが、低空は霞がかかった様な空でした。
この日の目的は久しぶりの直焦点オートガイドのテストです。
ところがCFカードはカメラ3台中2台分忘れてくるは、ガイドカメラのUSBキャプチャーを忘れてくるは、「PHD Guidingってどう使うんやったけ?」状態で案の定上手くいきません。
忘れ物に気づいてOTL状態のかたくち
なんだか黒い卵型の物体にしか見えませんね。 アメリカ軍が開発中のキモイ四足歩行ロボット
BigDogのようです。
昔使用していたwebカメラを取り付けますが、ファインダーガイド鏡では感度が不足して3等星もあやしい感じです。
仕方ないので取りあえずプロキオンをISO400で5分露出してみました。

多少暴れましたが何とかいけそうです。 A-GT君は久しぶりに使ってもスネていない様です。
ガイド星が見つからないので春の銀河を撮るなどもってのほか。直焦点は↑の1枚で終了です。
気持ちを切り替えてzenitar16mm+Leeフィルターの効果をテストしました。
テストはEOS kissDNにzenitar16mmをつけ、ISO1600 固定撮影でフィルター有りの場合はレンズの前面に使用しています。 また現像はUFRawを使い、全て同じ設定で現像しています。
【テスト1】星野写真風での効果 (地上の景色を入れない場合)
写野は次の通りです

絞りF2.8開放 露出25秒 フィルター無し

フィルターNo3使用(レンズの前) その他同じ

其々の中央部・周辺部の100%トリミング

フィルター有りのほうがごく僅かに滲んでいますが、その差は殆どありません。 フィルター有りは微光星が若干消えている様な気がします。 また、輝星のエッジがほんの少しだけ柔らかくなっています。
zenitar16mmはレンズ最後面に透明ガラスフィルターが元々付いています。 そのせいで絞り開放にすると星像が滲みます。
このレンズを絞り開放で使う場合、フィルターを使用するメリットはほぼ皆無です。 むしろデメリットの方が大きいです。
次にF値を4.0まで絞り込んでみます。

F4まで絞り込むと、このレンズ特有の絞り開放での周辺部の悲惨なオムスビ型星像は劇的に改善されます。
反面滲みが無くなってしまい、星座の形が分からない寂しい画になってしまいます。
フィルターNo3使用(レンズの前) その他同じ

輝星がやや大きく滲んで星座の形がわかりやすくなります。 肉眼での見た目に近いです。
同じく拡大画像

絞り込んだ分、光量が1/2になっているので暗くなっていますが、星像が改善され、フィルターの効果も大きくなります。 もっと高感度設定できるカメラや、ガイド撮影をする場合は、フィルター使用のメリットが大きそうです。
周辺部より中央部のほうが、日周運動の影響を受けているのは不思議な気もしますが、恐らく赤緯差によるものでしょう。
テスト2は地上の風景を入れた場合です。 明日に続きます。
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LEE ポリエステルフィルター
注文してた、
LEE 100X100mm角ポリエステルフィルター ソフトセット P-4
が届きました。

ついでに
ラバースナップフィルターホルダー
もたのみました。
カメラレンズ+デジタルカメラで星を撮影すると、解像度が高過ぎて肉眼では大きく見える明るい星が、小さく点の様に、また色も無くなってしまいます。 星座の形などあったものじゃありません。
星は本来、点光源なので人間の目のほうが錯覚しているのかも知れませんね。
違和感の無い、美しい星景写真を撮影する為には必須の柔焦点効果用のフィルターです。
効果の程と詳しい解説は私がどーのこーの言うより、やまねももんがお師匠様のページ、
ディフュージョンフィルター (1)と
ディフュージョンフィルター (2)をご覧ください。
(勝手にリンクさせていただきました)やまねももんがさん、これをチョキチョキ切るのですかえ?
う~ん。このビニールシートみたいなのが8000円ですねぇ・・・ 決して安いものではありませんが、使用レンズの焦点距離に応じて、No1~No5までの5段階に効果の程度を変化できるのはいいですね。
また、レンズの口径に関係なく使える事を考えると、プロソフトンAを口径毎に何枚も揃えるよりお得です。
5枚セットじゃなく、1枚単品ものは3000円ほど。 1枚で3000円、5枚で8000円(゚Д゚≡゚Д゚)ハァ? そして1枚ものはNo1・No3・No5のみの設定で、このフィルターで一番使いたいとも言えるNo2が無い。 No4とNo5は星に使うには効果が大き過ぎるようです。
なんてアコギな商売なんだ・・・orz 独禁法スレスレ感もここまでくると清々しい。
No1~No3の3枚セットとかあればいいのに。
まぁそんなケツの穴の小さい事はどーでもよろしい。
ラバースナップフィルターホルダーはどうしようか迷いました。amazonのレビューが酷評されていたので。

でも言うほど悪くないです。 zenitar16mmにつけてみました。

ゴムバンドをホルダーに付ける位置を少しずらせば、レンズプロテクターをつけたままでも干渉しないと思います。 バンドの硬さは確かに硬いですが、しっかりしていていい感じだと思います。 個体差かな?
このホルダーがあれば、沢山あるLEEの他のフィルターを購入した時でも入れ替えるだけで使えます。
まぁいきなり切る勇気がないので、とりあえずレンズの前面に使用して星を撮ってみたいと思います。
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