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軌跡 その3

星から離れていた日々が続いていたとはいえ、珍しい天文現象がニュースになると気にはなりました。 特に2001年のしし座流星群の大出現の時は田ん中で見ましたよ。 本当に雨の様に次々降る流星- 開いた口が塞がらなかったですね(゚Д゚) 大きい流星はジュワッ!って音まで聞こえてましたから。   
あとはレビー彗星だったかヘール・ボップ彗星だったかな? 肉眼でも見えた彗星みたり。

30代になり自営業を営むようになると益々忙しくなりました。 仕事→家→仕事だけの毎日。 殆どの友人は結婚してしまい次第に自分の人生に意義を見出せなくなりました。 何か趣味を持とう!  しかし365日年中無休の仕事をしながらの趣味なんてそうおいそれとありません。 (´・ω:;.:...  

そんな時、2009年ルーリン彗星がやってきます。 私は倉庫から20年ぶりに埃を被ったままの望遠鏡を探し出します。主鏡のキャップを取ると案の定カビが生えていました。それでも庭先に出して彗星を見てみます。 青白い独特の色  その時はそれで満足しましたが、ふとあのM13が頭に浮かんできました。 ブツブツ……   
そのイメージは日に日に大きくなり「もう一度見たい!」という衝動にかられましたヽ(`Д´)ノ ボッキアゲ!

2009年6月のある夜、私はついに我慢ができなくなり望遠鏡を車にのせ、星が綺麗に見える場所まで走らせました。天の川がはっきりと見えます。 土星は輪が殆どなくなり串団子のよう。M13は小口径では星に分離できませんでした。 代わりにM8干潟星雲をみつけて息をのみました。 青緑の光の雲の中に星団が輝く… 「何と美しいのか!」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
 
立て続けにM20 M16 M17 M4 M6 M7 M27 M57 と見ていきます。 子供の頃あんなに探したのに見つからなかったのに…
「そうか- 空の暗さが違うのか」  「今は車で何処にでも行けるじゃないか。よし、もう一度天体写真を撮ろう!」
趣味は決まりました。

家に帰ってニコマートを倉庫から出します。 運良くレンズにカビは生えてません。しかしシャッターチャージが出来ず壊れているようでした。 他にカメラと言えばコンデジのCanon IXYしかありません。長時間露出は15秒まで。 半信半疑で空に向けて撮ってみます。 撮れたけど…トレナ━━━━(゚A゚)━━━━イ !!!!!



25年前に最初に撮ったカシオペア座のような写りです。 パソコンのモニター上の埃なのか星なのか(笑)
コンデジでは無理だと思い、最新の情報を検索してみました。

IRフィルタ改造? 冷却デジ一?コンポジット? RAW? ダーク減算? トーンカーブ? フォトショップ? レイヤー?  
完全に分からない言葉ばかりです。 浦島太郎の気分です (゜д゜)ハァ?

デジタル一眼がなかなか高価なこと、赤外カットフィルタを外さなければ、赤い散光星雲の写りがイマイチな事を知って、フィルム撮影から始める事にしました。ヤフオクでコシナのCT-1EXを\2kで見つけて買って撮ってみます。


【夜明け直前の天の川】


しかしすぐに梅雨入り、この年は梅雨明けも記録的に遅く、この待っている2ヶ月の間に20cmがどうしても欲しくてビクセンのR200-SS鏡筒と惑星用にケンコーのSE-200N鏡筒をオクで買ってしまいます。 これをスーパーポラリスに載せての撮影。 完全に重量オーバー。 うまくいきません。

もっと大型の赤道儀が欲しくなりましたがお金がありません。 セレストロンのAdvanced-GT赤道儀をe-bayで$500で発見。
個人輸入までしてしまいます。 潤沢な資金はありませんが、物欲は止まらず、少しずつオクで色々な物を買い揃えていきました。  

2010年3月 比較明合成という手法に出会います。 短い露出で撮った多数枚をパソコン上で合成します。 これならコンデジのIXYでも撮れるな-って事で桜や藤を撮ったりしました。
【逆さ桜と昇る星々】

【天を睨む】

2010年6月 瀬尾さん改造の初代EOS-kissデジをLPS-P2付きでオクで購入 ようやく念願のデジタル化です (`・ω・´) シャキーン 10年遅いですが
同じ頃オートガイドも手に入れましたが、適した設定を見つけるのに2ヶ月位かかりました。

2010年9月 何とか10分とか15分の露出ができるまでになりました。 デジタルの写りに脱帽です。さっさとデジタルに移行すべきでした。 画像処理もまだまだですが少しずつ勉強し今に至ります。

【M31 アンドロメダ銀河】
2010.09.10
光学系:Vixen RS200SS EOS kiss D(改) IDAS LPS-P2 FFフィルタ
3:42~4:13の1分・3分・6分・8分画像のコンポジット
PhotoShopでトーンカーブ・レベル補正

s-s-2ABCapture_00042-48_8con copyLCE_filtered
【馬頭星雲・NGC2024】
2010.10.11 3:53~5:07  10min×4 5min×2  3min×2 総露出56min.
光学系:Vixen R200SS Canon EOS kiss D(改)IDAS LPS-P2 FF
架台:Celestron Advanced-GT Guide master+Qcam7500で自動ガイド
YIMGでダーク減算 Photoshopでコンポ、色調、トーンカーブ、レベル補正

【M42 オリオン大星雲】
2010/09/19 3:49:~4:18の 10s×2 20s 30s×2 1m×2 3m×2 5m×2
光学系:Vixen R200SS Canon EOS kiss D(改)IDAS LPS-P2 FF
架台:Celestron Advanced-GT Guide masterで自動ガイド
YIMGでダーク減算 Photoshopでコンポ、色調、トーンカーブ、レベル補正

もっと冷却デジみたいに透明感ある写真が撮りたいんですが…


明日からは普通のブログ書くたい(゚Д゚)
 
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軌跡 その2

1986年
ハレー彗星がやってきます。空前の望遠鏡ブームがやってきます。現在のBORG その頃おもちゃメーカーのトミーがファミスコ60を出したのもこの頃だったと思います。  安くておもちゃの様なのに良く見えると話題になりました。
さくらカラー(後のコニカ)のISO3200のフィルムが出て固定撮影でも天の川が写ると話題になったのもこの頃だったでしょうか。 しかし如何せん粒状性が荒すぎました。
肝心のハレー彗星は「コレかなぁ?」といった感じでした。写真も写っているのか分からない程しか撮れませんでした( ´Д⊂ヽ

小学生には高値の花だったモータードライブを手に入れ、6cm F15の筒で無謀にも直焦点での星雲撮影にもチャレンジしてます。

結果はご覧の通り惨敗。 星雲写真の難しさを思い知らされます。

大きい筒が欲しくなり、自作13cmニュートンを作ったり、釣り用の錘を溶かしてウェイト作ったり。お金がないからとにかく自作。 ショールームでタカハシの何十万もする望遠鏡を指を咥えて見てました。 EM-200とかイプシロンとか憧れでしたねぇ。

写真は撮っていましたが根本的な問題がありました。住んでる家付近は中々の光害地だったのです。条件のいい時でも最微等級は3~4等。 特に南側と西側は酷く、どんなに探してもM1やM57、M8のような明るい星雲すら見つけられなかったのです。 移動手段のない小中学生が、そんな光害地でガイド撮影で長時間撮影しても、星は空の明るさに消えていくばかりでした。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
   
所詮は子供の撮る写真 これは!と思うものは撮れずじまいです。
そうしているうちに中学2年生にもなると勉強や部活動が忙しくなり、徐々に星から離れていってしまいました。

1989年 時はバブル経済絶頂期
再会は意外と早くきます。高校に入ると「星の写真を撮ってる奴がいる」という事で半ば無理やり天文部に入らされました。
帰宅部がよかったのですが…  活動といっても月に一度学校に泊まり込んでの「観測会」と言う名のお喋り会。 部員の半分以上が女の子でしたから。 何故かタカハシのP-2赤道儀とFC-65がありました。100年以上の歴史のある夜の学校で、くじ引きで男女ペアになって肝試しをしたり(笑)
この肝試しが縁ではじめての彼女もできるのですが…(σ´∀`)σ

ある日部長が来年度の予算の使い道について訊ねてきました。 天文部には古い小口径の望遠鏡しかなかったので、私は当時人気の米国製セレストロンの20cmシュミットカセグレン望遠鏡を推しました。 安価なのに大口径  オレンジチューブのあれです。
まぁ自分が欲しかっただけですが。 この20cmシュミカセで撮ったM42 モータードライブがなかったので微動ハンドルを廻しながらの手動ガイド。 5分の露出が限界でした。
【M42】

このシュミカセで見たM13 ヘラクレス座の大球状星団の事をよく覚えています。 粟粒のように細かな星がブツブツ…と密集する大集団。  感動しました。 でもこれが僕と星の最後でした。 それからはバイト・女の子・大学・酒・就職・仕事と明け暮れ、夜空を見上げることすら無くなりました。 僕は20年程星の世界から遠ざかってしまいます(´・ω・`)

しかし、このM13のイメージが後々僕を悩ませる事になります。
 【M13】

続きはまたこん次書くたい(゚Д゚)

軌跡 

1984年
私が最初に天体写真を撮ったのは今から四半世紀も前のこと。
小さい頃から星や宇宙に興味があった私は、図書館で藤井旭さんの「天体写真の写し方」なる本を読んで、どうしても撮ってみたくなったのです。
渋る親父のNikon ニコマートと三脚を借りて星の写真を撮ってみました。

当時小学5年生 ロサンゼルスオリンピックがあった年の11月  初めて撮った写真はこれ
135mmの望遠でカシオペア座の一部を静止撮影 星が米粒の様になっています。


今となってはどこを撮ったのか?星の軌跡 ちゃんと撮れているか気になって露出中にカメラを触るものだから線がガタガタ


沈む月の連続写真 段ボールを黒く塗ったもので5分遮光⇒5秒露出⇒5分遮光… 初めてで無駄なテクニックを駆使し、背景はブレ、多重露光にもなってます。


フィルムはなんとコダック エクタクローム200 小学生がいきなりポジフィルムとは(笑)
原版のポジは紛失してしまいました。

現像に出してプリントができあがるまでの数日がとても長く感じられました。
ドキドキしながら自転車でカメラ屋に向かい、下手でも星が写っていた時のあの喜び、忘れません。

最初はそうやって固定撮影で星座や星の軌跡、月の連続写真で満足していました。
しかし固定撮影では限界がありました。
太陽や月、星々は地球の自転によって刻々動いていきます。
カメラを固定したままだと長時間露出では星が軌跡になり、点状に写すには露出を短くしなければなりません。
それだと星の写る量はわずかになってしまいます。 星を点にかつ沢山写すには星の動きにあわせてカメラを動かさねばなりません。ガイド撮影(追尾撮影)です。
ガイド撮影をするには望遠鏡(赤道儀式)がいります。

当時は今のようにネット販売や中古市場がなかったために、小さな望遠鏡でもなかなか高価でした。
ファミコンが出てスーパーマリオが爆発的に売れた年でしたが、僕は迷わず数年溜め込んだお年玉やお小遣いで望遠鏡を買いました。

ビクセンのNew ポラリス60Lです。口径60mm 焦点距離910mm 口径比F15の泣きたくなるほど小さな望遠鏡ですが、木製三脚や赤道儀は小学生にはかなり重く感じられました。

念願の赤道儀を手に入れて初めてガイド撮影したのがこれ
オリオン座 ピントも甘いし、空が緑色に被っています。



望遠鏡で先ず見たいのは何と言っても土星  あの輪  でも夜空に輝く星のどれが土星かわかりません。 星座を形作る恒星は殆ど動かないので星図を見ればわかりますが、惑星はその中を日々動いていきます。 過去に出版された図書館の本を見たって何処にも書いてありません。 天文年間や天文ガイドなんて雑誌を知ったのはずっと後です。 唯一の情報は新聞でみた「今は夕暮れの南の空に土星が輝く-」という一文のみです。    
仲のよかった友達を誘って、見えている星を片っ端から望遠鏡で見ていきました。 5個目位で私はビックリ。 小さいけど天体写真で見るような、輪のある土星が視野に飛び込んできました。 
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!

大気の影響でゆらゆらと揺らめき、生で見る迫力の様なものがありました。
友達も「オオッ! すげー」って 二人抱き合って喜びましたよ。
順番に何度も何度も見ました…

もし詳しい大人が近くに居て、「はい、これが土星だよ」って望遠鏡で見せられても、あれほどの感動はなかったと思います。
最初から最後まで自分達の力だけでやり遂げる-これが多感な子供時代にどれほど大切な事なのか、今は身に沁みてわかります。

それからは週末晴れると必ず撮影に行くようになります。 近所の広々とした畑の真ん中や河原の土手までですが、望遠鏡にカメラや三脚、テントや寝袋といったキャンプ用品まで含めると数十kgにもなりました。 親父は見かねて古い自転車を改造してリヤカーを作ってくれました。 
夜明けまで友達と喋りながら、夏は蚊に悩まされながらペルセウス流星群を数えたり、極寒の夜に飯盒でご飯を炊いてレトルトのカレーを食べながら撮影したり、寝袋にくるまったり- いい思い出です。(=゚ω゚)人(゚ω゚=)

小学生を一晩中外に出すなんて、今じゃ考えられないかも知れません。 でもこの時の経験はその後の人生に大きく影響していると思います。 親には感謝しています。写真もすこしずつ上手くなっていきます。
  

続きはあとで書くばい(゚Д゚)


プロフィール

にしん目かたくちいわし

Author:にしん目かたくちいわし
40になりました。福岡県産
2009年子供の時以来20年ぶりに天文趣味を復活
2010 12/6 blogスタート

絡んで頂けると嬉しゅうございます
相互リンク大歓迎
がんばるばい!(゚Д゚)

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