久しぶりのメシエシリーズ ふたご座のお兄さん、カストルの足元にある散開星団 M35です。

2012.10.15 2:28~2:38 2min×2 EOS kiss D(改) ISO 1600
Vixen R200SS (f=800mm) Celestron Advanced-GT kenko50mmFinder(改)ガイド鏡+Watec WAT-250D
Deep Sky Stacker Adobe Photoshop CS5中央付近に割と大粒の星で構成されるまばらな集まりがM35です。 星数は約300。
すぐ右下には小粒の密集した散開星団NGC2158があります。 同じ散開星団とは言え、こうも印象の違うものでしょうか。
付近にはクラゲ星雲(IC443)やモンキー星雲(NGC2174)などもあるので、もっと短い筒や望遠レンズで同写野に収めるのも面白いでしょうね。
↓撮影の励みになりますのでどちらか一押ししていただけるとうれしかです鯛(゚Д゚)
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コメント
やまねももんが
仰るように、2つの散開星団はすごく違いますね。
NGC2158は、ちょっと球状星団のように見えます。
データを見て気付きましたが、ファインダーをガイド鏡として使う方法に切り替えられたのですね。
ずっと気付きませんでした。
2012/10/28 URL 編集
悠々遊
私も何度かM35を撮っていますが、NGC2158はぼんやりとしたオマケ程度にしか捉えられていません。
ちなみにM35は2800光年、NGC2158は16000光年先にあるそうです。
この距離の差を考えると、NGC2158の方がM35よりも大きい散開星団なんでしょうね。
2012/10/28 URL 編集
さとう
小粒でも密集した散開星団のNGC2158が近くにあるおかげで、長めの焦点距離の鏡筒で撮影しても面白い対象ですね、M35って。
先日の19日夜、この近所にあるクラゲ星雲を撮影してましたよ。
2012/10/28 URL 編集
阪神ファンいっこう
NGC2158は、やまねももんがさんのおっしゃるとおり、球状星団みたいですね。M35の引き立て役にするにはおしい星団ですね。
2012/10/28 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんばんは。
見かけだけだと、とてもNGC2158は散開星団に分類されずに、球状星団として分類してしまいそうです。
でもちゃんと調べて球状星団ではないことがハッキリしているのでしょうね。
はい、さとうさんと同じものを使っています。 さとうさんの撮影されたものを見ての通り、精度的には何ら問題のない物とわかりました。 取り回しの観点からも小さいガイド鏡が楽なので、こちらを使っています。
問題があるのは赤道儀のほうですね。 今度は赤道儀を弄ることになりそうです(爆
2012/10/29 URL 編集
にしん目かたくちいわし
詳しいデータありがとうございます。5倍以上の距離差があるのですね。 そう考えると、仰るようにN2158のほうが大きな散開星団なのでしょうね。
こういう事を考えていくと、撮影した写真の理解と興味が深まっていいですねぇ。
2012/10/29 URL 編集
にしん目かたくちいわし
こんばんは。
M36よりずっと面白い対象ですね。 銀河の撮影でもそうですが、単体で撮るよりこうして別の形の違う天体があると、画に変化が出て興味深くなりますね。
クラゲは頭はよく写るのですが、胴体の部分は結構淡いですね。
さらにμ星のまわりの散光青雲はもっとあわいですね。
2012/10/29 URL 編集
にしん目かたくちいわし
私も何か記事を書く度に「次はモザイクで、とか次は○○したい」的な事書いているのですが、いざ現場に行くと面倒になって諦めちゃうのですよね。
そうですね。単体でこのN2158があったら、カルドウェル入りしていても良かったのでは?とさえ思えますね
ブーン星雲といい、そういった不運な天体も多いですね。
2012/10/29 URL 編集