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α Canis Majoris Sirius

大犬座のシリウス 全天で2番目に明るく、我々から5番目に近い恒星系
2011y01m14d_013052343.jpg

今の時期はこのシリウスを、こちらの天文我楽苦多工房さんが公開されているFocus Checkerを利用して
ピントを合わせるのに使ってます。(光軸合ってないのはご愛嬌^^;)

直焦点のピントあわせは、本当にマイクロメートル単位の精度(我々の世代はミクロン言うてました)が必要です。最初モーターフォーカサーにでっかいピントゲージを付けてる人を見て「そんな大げさなぁ~」と思っていましたが、今では喉から手が出るほど欲しいです。

そこまで拘らずある程度で今は妥協してますが、反射鏡なら副鏡を支えている4本のスパイダーの回析光が出るので比較的分かりやすいです。
こんな感じ  完璧なジャスピン来たら元画像をはみ出す程の長い光条が出ます。
2011y01m14d_013113093.jpg
画像の任意の範囲を200%等拡大して次々に並べて表示してくれるので、比較がし易く重宝しています。
↑なら左上が一番細いかな?

屈折式はこの(`・ω・´)シャキーンの回析光が出ませんので、ピント合わせの時だけフードの前に細い棒をクロスさせた物をつければ、この回析光が出ます。 パソコンがない環境でも、ライブビュー拡大で回析光を使えばわかり易くなるはずです。


その他通称「ブタ鼻」Hartmann maskと呼ばれる穴を2つ開けたキャップや、焦点内外で光条の位置が変わるBahtinov Maskが一番ピントが掴みやすいと思います。

ここでどうぞ Bahtinov Focusing Mask Generator

解説はこちらのサイトが詳しいです。

または最初からPDFで雛形がある
コチラなど

私も今度くり貫いて作ってみようと思ってます。


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コメント

阪神ファンいっこう

やってみます。
 こんにちは。実は、金曜日、黒いテープを巻いた竹串をつかって、ピント合わせ用フードを作ってみました。シリウスを導入しいろいろやってみたのですが、EosKiss20Dの小さいモニターでは、拡大してもよくわかりませんでした。
 次は、バーティノフ・マスクにチャレンジしてみます。すでに内径12センチの粉ふるいは準備済みです。うちではこの粉ふるいが大活躍てす。

にしん目かたくちいわし

Re: やってみます。
こんにちは
竹串戦法は通用しなかったですか。ん~やっぱり想像で記事を書いてはいけませんねぇ。反省(^^;
粉ふるいはいいアイデアだと思います。100均にも色々なサイズがありますし。
刺繍用の木でできた丸い枠(正式名称はなんだろう?)使ってる方もいるみたいですね。
100均やホムセンに行くと「これはバラしてココを-」とかついつい望遠鏡ネタを探してしまいます。
バーティノフマスク結果報告楽しみにしてます。
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にしん目かたくちいわし

40になりました。福岡県産
2009年子供の時以来20年ぶりに天文趣味を復活
2010 12/6 blogスタート

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がんばるばい!(゚Д゚)